サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 1000台限定生産の絶滅危惧車トヨタ オリジンは、トヨタの職人芸を駆使した小さな高級車だった!

ここから本文です

1000台限定生産の絶滅危惧車トヨタ オリジンは、トヨタの職人芸を駆使した小さな高級車だった!

1000台限定!絶滅前に狙いたい「トヨタ オリジン(絶版)」

トヨタ累計生産1億台突破を記念した特別モデルが、オリジンだった。オリジンとは英語のORIGINで、つまりは「原点」を意味する。1000台限定でモチーフになったのは、初代クラウンであった。販売を開始したのは2000年11月から。

過去の『絶滅危惧車』シリーズを見てみる

ベースとなっているのは、1988年に登場した“小さな高級車”というキャッチフレーズをもつ、プログレだった。けれども、エクステリアでプログレを感じる部分はない。

フロントフェンダーやクオーターパネルは、分割形成され熟練の職人の手によってつなぎ合わせられていた。けれども、我々につなぎ目がわかるようなものではなく、まるで一体成型されたかのように仕上げられている。

この手法は同時期のトヨタの最高級モデル、センチュリーでも採用されていたもの。実際、センチュリーの生産ラインに携わる熟練工がオリジンも手がけた、と聞けば妙に納得する。

塗装もすごかった。これもセンチュリーと同じ手法が用いられ、塗装と研磨を繰り返すことでボディカラーにセンチュリー同様の艶と深みを与えた。

前後バンパーの鏡のような鮮映度の高いメッキバンパーもすごかった。リサイクルの観点から、もうメッキバンパーをもつ車は登場することは少ないだろう……。そういう意味でもオリジンは、レアな存在だ。

フロントのドアを開けると、プログレとさほど代わり映えしないインテリアが飛び込んでくる。

本革シートのステッチ幅を変え、本木目パネルの高級化、シルバーだった室内の時計をゴールド化などの細かな変更は加えられていた。とはいっても、ダッシュボードまわりの金型は高額だといわれており、1000台のために金型は作れなかったのだろう。 

天皇陛下の御料車でも採用される観音開き

リアドアもすごかった。というのも、初代クラウンで採用されていた観音開きを、オリジンでも再現させていたからだ。

観音開きドアは、リアシートへの乗り降りのしやすさが特徴と言える。だからこそ、最近のロールスロイス社のセダンで採用されているし、天皇陛下の御料車でも採用されている。

搭載したエンジンは2JZ-GEと呼ばれる型式の直6エンジンで、排気量は3Lのみを展開。これはアルテッツァ、スープラ、ソアラが搭載していたもので名機として知られている。組み合わせられたトランスミッションは、4速AT。

小さな高級車であったプログレをベースに、さらに高級車に仕上げるために消音材を増やしたのか、室内での静けさに誰しもが驚いた。サスペンションは基本、プログレと同じなのだが、セッティングを変えてソフトでフラットライドを追求したものに仕上げられていた。 

生産台数限定1000台のため掲載台数は20台未満程度!

中古車相場に目を向けてみると、とにかく販売台数が少ない。

新車時価格は同時期のセルシオの最上級モデルを超え、ベースであるプログレのおよそ2倍の……700万円だった。

原稿執筆時点(2019年11月22日)でカーセンサーnetに流通しているのは17台で、平均中古車価格は408万円を維持している。最終登録から18年が経過して、新車時価格の半分強は、高値安定と呼べる。

走行距離が多いもの、修復歴があるものは安く、走行距離が少ないものは高めに流通している。トヨタの累計生産1億台突破記念車はいずれその価値が高まる、という期待値が込められているのかもしれない。

ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい! 文/古賀貴司(自動車王国)、写真/トヨタ絶滅危惧車のトヨタ オリジンを見てみる▼検索条件トヨタ オリジン(2000年11月~2000年11月生産モデル)×全国

過去の『絶滅危惧車』シリーズを見てみる

おすすめのニュース

サイトトップへ

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します