流用、加工、移植、何でもアリ! 炎上覚悟で唯我独尊を突き進む!?
ドレコン優勝を狙ったイマドキのスマートなモディファイもCOOLで素敵だけど、カスタムイベントはやはり目立って握合わせてナンボ! 原色上等、記録よりも記憶に残るお祭り仕様がないとやはり盛り上がらない! 日本最大級のオンリー軽自動車な巨大オフ会「KING OF K-CAR Meeting2021」で捕獲した珍獣を公開! オーナーの自由な発想と心意気をとくとご覧あれ!
記録より記憶に残る正統派カスタム! 本気の「ツライチ」「鬼キャン」「どシャコタン」ムーヴ!
全身美容整形で車種不明!? 完全公認仕様のスーパーローフォルムトラック!
最初に登場するのは全身美容整形でもはやベース車不明。眩しいイエローカラーをまとい、メイクで目元パッチリ&電飾内臓でギラギラを周囲にアピール。ボン・キュッ・ボンなコークボトルのグラマラススタイルが魅力な1台。
正面から見ると超シャコタンなアルトワークスだが、それにしては少々背が高い。ボンネットはパワーバルジ的な盛り上がりを見せるが、どちらかというと昔のヤンキー顔。押しの強さは半端じゃない! 正面からサイドに回るとベースがKトラだと分かる。車種は先代DA63Tキャリイ。フロントは軽めのブリスターだが、ドアを開けたときにブリスターの前方部分が後部分が接触しないように開閉と同時に前方にスライドするように加工済み。壊さないための対策だが、そのギミックは見るだけで楽しい。
リヤはクールレーシングの3代目プリウス用バンパーを移植し、それに合わせてフェンダーを製作したので、両サイドは女性のヒップのようにかなりボリューミー。4本出しのマフラーもクールレーシングでコンビランプは先代エルグランド用をビルトイン。さらに左右幅ギリまで張り出した大型ウィングはヴェイルサイドのA80スープラ用をチョイス。カラーリングも含めてデコトラも真っ青になるド派手な仕上がりなのだ。 車高はACCのエアサスでギリまで落としてキメ。リヤウインドウを埋めているがチームをイメージしたグラフィックで後続車にアピール。バックモニターを付けていないため、後方視界はほぼゼロだが、「普段トラックに乗っているからこの程度全然問題ないですよ」とはオーナーの弁。クルマだけでなく乗り手もやはり強者だ。
内装も外装に合わせて、眩しすぎて目が痛くなりそうなイエローとオレンジでフルコーデ。近所の子供たちからはピカチュー号と呼ばれて人気者だそうだ。やり切った感のあるスーパーなキャリイだが、現在のボディカラーにイマイチ納得しておらず、インテリアもイエローとホワイトに作り替えるとのこと。まずます自己満足道を突き進む!
ムルシエラゴに憧れ、2代目アルトにガルウイングをワンオフドッキング!
次に紹介するのは蛍光なグリーンとピンクの2トーンがひと際目立つアルトワークス。最強Kカーとして一世を風靡した2代目(CR22S)で、今だ根強い人気があるマシン。上のキャリイに比べると可愛く見えるが、アピールポイントはそびえ立つガルウィング。もちろん、専用設計ではなく、汎用品をイジくりまくってなんとか装着できたワンオフ品だ。
「昔からランボルギーニ・ムルシェラゴが大好きで、今もいつか乗りたいクルマです。憧れを形にしたい思いからガルウィング化は長年やってみたかったので、3年前に同じ型式のアルトから今の愛車に乗り換えたタイミングで着手しました」とKさん。
ちなみにグリーンとピンクもムルシェラゴの純正色とこだわっている。こだわりといえばガルウィングが起き上がったときの角度。市販のガルキットは少し横に開いたあと、やや斜めの角度で上に開くが、このアルトはカウンタックやムルシェラゴのように可能な限り、垂直に上がるようにヒンジ部分を加工している。理想のルックスを実現するためにドアの内張りとAピラーが接触してしまったというが、「そんなのは関係なし、ビジュアル最優先」というKさん。カスタムとは足し算と引き算の美学というわけだ。
フロントバンパーはCKのアルトワークスとMRワゴンの二コイチ。サイドとリアバンパーはケンズモードで昔懐かしい1990年代仕様の大型の板っパネはテイクオフだ。ウィンカーはヘッドライトの外周部分にイカリング風にセットして、目元にワンポイントをプラス。
内装はノーマル然としているが、40cmの水中花をさらに10cm延長したそびえ立つシフトノブで一点豪華主義ならぬ、一点目立ち主義でインパクトを重視。「ウケ狙い、クスッて笑ってもらえればそれでいい」。そんな関西ノリも感じさせる1台だ。
スマホ感覚でi-MiEVをトータルコーディネート! 破壊力抜群な盛り系キティカー
最後はワンモーションフォルムで近未来感を感じさせた三菱のi-MiEV。ひと目見てわかると思うが、このクルマはカスタムではなく、盛り系のデコレートでひと際目立っていた1台。
ベースは2012年にNEXCO西日本のキャンペーンにて用意された、世界に数少ないハロー・キティバージョン。もともとは両ドアにカラーラッピングが施されているだけの仕様であったが、スマホにデコパージュやスワロフスキー加飾する感覚で、オーナーがボディの隅々までキティを追加デコレーション。
さらにサイドステップやバンパーアンダー部分、ピラーモール、ウインドウバイザーなどをピンクに塗装し、ホイールは花咲くホイールとして女子からも人気が高い「和道 桜五分咲き」をチョイス。クルマにさらなる華やかさと色彩を加えている。
室内にはパッと見ただけでもキティのぬいぐるみが10体以上同乗。内装パネル類も外装に合わせてピンクでコーデされ、キティ仕様のTVモニターをセレクトするなど、まさにキティ愛、サンリオ愛に溢れたクルマに仕上がっている。
感覚的には痛車や宣伝カーに近いが、嫌味に感じさせないのはやはり国民的キャラクターが持つ力か。ある意味誰にも負けない破壊力抜群なドレスアップカー。キティが世界を笑顔にするのだ!
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みんなのコメント
底辺層が勘違いして増えるだろ。
楽しそう。
結構な費用が掛かってると思うけど、楽しめる
物を得てるのは羨ましい。