■新型シルビアはe-POWER搭載で登場するか?
2019年10月24日から11月4日まで、東京モーターショー2019が開催されます。そこに出展する日産のコンセプトカーが話題になっているようです。
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というのも日産には、「東京モーターショーに次期型シルビアのコンセプトカーを出す」とウワサが出ています。
東京モーターショーに関係無く、日産は2022年度までにEV、e-POWER車をあわせて年間100万台販売することを目指すほか、「2022年までにe-POWER車を5車種発売する」と明言しているのです。
これらの状況を考えれば、e-POWERを搭載したシルビアが登場するの可能性大きいといえます。
シルビアとe-POWERの組み合わせについて実際に検証してみましょう。e-POWERの面白さは、エンジンと駆動モーターを完全に別個の位置に搭載出来る点です。
ホンダの2モーターハイブリッドもエンジンを発電機として使い、モーターで駆動するため、日産のe-POWERとほぼ同じシステム。
けれどホンダの場合、巡航時にエンジン直接駆動モードで燃費を稼ぐので、エンジンとモーターは直結になります。したがって、エンジンをフロントに搭載するとモーターもフロントに搭載しなければならないのです。
一方、e-POWERならエンジンをフロントに搭載し、モーターをリアに搭載して後輪を駆動させることだって可能になります。
e-POWERなら電気自動車と同じく簡単に後輪駆動車を作れるワケです。だから走りの楽しさを追求した「ホンダ e」も後輪駆動をチョイスしたといいます。
では、e-POWERの後輪駆動スポーツモデルは、どんな特徴を持つのでしょうか。
2021年の秋から新しい騒音規制と燃費規制が始まります。エンジンだけで走るクルマは、どちらの規制もパス出来ないだろうといわれているほど厳しいです。
e-POWERであれば、燃費抜群に良く、静かなスポーツモデルを実現出来ます。新しい世代のスポーツモデルになるでしょう。
気になるのは「e-POWERで楽しいクルマが作れるのか?」という点。絶対的な性能だけれど、現在「リーフe+」で使われているモーターなら218馬力でます。
次期型「エクストレイル」の発電用2リッターターボを160馬力くらいまでパワーアップし、80馬力程度を引き出せるバッテリーを組み合わせてやれば、システム出力で218馬力出せるはずです。
一方、シルビアであればリーフe+より250kg以上バッテリー搭載量が少なくて済み、車重1670kgのリーフe+すら高性能タイヤ+スポーツサスペンションにするだけで筑波サーキットを1分10秒で走り、トヨタ「86」と同等のパフォーマンスを持てます。
1300kg台のボディに218馬力のモーターを積めば、驚くほど速いスポーツモデルになるでしょう。
出力特性はどうにでもなるので、エンジン回転の制御も「まるで駆動系と直結しているような味付け」になります。
ユーザーの好みで「シフトしているような音と加速感」すら自由自在。楽しくて静かで燃費良いという、新しい価値観の後輪駆動スポーツモデルなど作れたら素晴らしいと思います。
新型シルビアが登場するか、東京モーターショー2019が楽しみです。
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