アウディによるザウバーF1の引き継ぎ計画は、予定ほどスムーズには進んでいないようだ。
2026年から新たなテクニカルレギュレーションを導入し、勢力図が大きく入れ替わる可能性のあるF1。この機にアウディは、ザウバーを買収する形で新たにF1に参戦することなる。
■ザウバー移籍は「間違いだった」……F1シート喪失ボッタス、ラストレースは接触リタイアで終了
既にF1新時代の開幕まで1年を切り、アウディとザウバーの移行プロセスも始まっている。2025年に向けて全く新しいドライバーラインアップを揃え、ベテランのニコ・ヒュルケンベルグと新人のガブリエル・ボルトレトを獲得。最高技術責任者(CTO)兼最高執行責任者(COO)には元フェラーリのマッティア・ビノットが就任し、チーム代表にはレッドブルからジョナサン・ウィートリーを獲得するなど、基盤づくりも進んでいる。
ただ、Sky SportsのF1コメンテーターであるデヴィッド・クロフト曰く、アウディの準備は順調に進んでいるわけではないようだ。
ザウバーとしてのF1ラストシーズンを前に、クロフトは次のように説明した。
「彼(ニコ・ヒュルケンベルグ)が契約して以降、CEOが変わった。彼を連れてきたのはアンドレアス・ザイドルだった」
「彼らは4月までチーム代表がいない。聞くところによると、アウディへの移行はあまりスムーズにはいっていないようだ。ザウバーとしてF1での最後の年となる今年が、より良い年になることを願っている」
そしてクロフトは次のように続けた。
「アウディ・プロジェクトが抱えている問題のひとつは場所だ。ヒンウィルはスイスらしく素晴らしい場所だが、スタッフを集めるにはあまり良い場所ではない。スイスは物価が高いし、スタッフを移住させることになる」
「彼らは今、優秀な人材をより有効に活用するためにイギリス拠点が必要だと公表している。2年前にそうしなかったことに驚いている。検討していなかったことが驚きだ」
「家族を置いてスイスへ移住するようみんなを説得するのは簡単なことではない。適切な人材を確保することが戦いの50%だ」
「彼らのエンジンがどれほど優れているか、それとも悪いのかは分からない。しかし、アウディにはグリッド後方に甘んじてはいけないというプレッシャーがある。ヒュルケンベルグの経験とマシン開発能力は、チームにとっての財産となるだろう。ガブリエル・ボルトレトは、彼と並んで良い選択だ。彼はブラジルからスポンサーを引き付ける優秀なドライバーだ」
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