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【エスプリ・アルピーヌ&MHEV採用】ルノー・キャプチャーがビッグマイチェン!見た目も魅力もボリュームアップ

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【エスプリ・アルピーヌ&MHEV採用】ルノー・キャプチャーがビッグマイチェン!見た目も魅力もボリュームアップ

欧州コンパクトSUV販売No.1

ルノー・ジャポンは6月5日、ビッグマイナーチェンジを受けた新型ルノー・キャプチャーを発表。6月12日から発売を開始する。

【画像】見た目も魅力もボリュームアップ!ビッグマイチェンした『ルノー・キャプチャー』 全130枚

BセグメントコンパクトSUVとして誕生したキャプチャーは、2013年に欧州で初代を発売。翌2014年に欧州コンパクトSUV販売No.1を記録し、同年には日本にも導入された。

2019年には2代目が登場し、2020年に再び欧州コンパクトSUV販売No.1を獲得。日本では2021年から導入され、ルノー独自のシステムである『Eテック』を搭載することで、輸入車Bセグメント唯一のフルハイブリッドとなった。今回登場したのは、そのビッグマイチェンモデルだ。

モデルラインナップは、『エスプリ・アルピーヌ・フルハイブリッドEテック』(価格454万9000円/以下Eテック)、『エスプリ・アルピーヌ・マイルドハイブリッド』(価格409万円/以下MHEV)、『テクノ・マイルドハイブリッド』(価格389万円/以下テクノ)の3グレードとなる。

そう、アルカナでも登場したスポーティなトリム、『エスプリ・アルピーヌ』が、キャプチャーでも初採用されたのだ。また、『マイルドハイブリッド』のパワートレインと『テクノ』と呼ばれるエントリーグレート登場もトピックだ。

本当にビッグマイチェン?

実車を確認していくと、フロントマスクは本当にビッグマイチェン? というくらい大幅に変更されている。そのテーマはモダンでアーサティブ、すなわち『際立つ』こと。まず、ボンネットフードを変更しフロントに厚みを持たせ、新デザインのエンブレム左右に広がるようなパターンが描かれている。リアも新デザインのエンブレム、アンダープロテクターを採用するなどした。

インテリアでは新たに10.4インチの縦型タッチスクリーンを採用。Bセグメントながら十二分に広い室内空間は健在で、リアシートが最大160cm前後にスライドすることで、かなり余裕のある足元スペースと広大な荷室を両立している。荷室はMHEVで536Lとクラストップレベルだ。

エスプリ・アルピーヌはアルカナ同様、エクステリアではAの文字をイメージしたデザインの19インチホイールとフロントホイール後方のエンブレムが特徴。インテリアでもトリコロールカラーやオーナメントを配し、落ち着いた雰囲気の中にスポーティさが織り交ざった印象だ。

テクノは、フランス本国では中間グレードの上級モデルに与えられるトリムで、ファブリックシートや18インチホイールなどが特徴。400万円を切る価格設定は戦略的かつ魅力的だ。

パワートレインは、1.6L直列4気筒自然吸気とモーターを組み合わせたフルハイブリッド『Eテック』と、1.3L直列4気筒ターボと小型モーターを組み合わせた『マイルドハイブリッド』の2種類となる。

前者はマイチェン前にもラインナップされ、Eテック自体の解説は割愛するが、充電量を40%以上に維持するEセーブ・モードを新採用。Bセグ輸入車トップクラスとなる23.3km/L(WLTCモード)の低燃費も健在だ。

後者は既にアルカナで採用されているものと同スペックとなるが、158psの最高出力はこれまたBセグ輸入車トップクラス。しかも、アルカナより車重が50kg軽いので、かなりアクティブな走りが期待できる。

実車は随分と大人っぽくなった印象

今回の取材ではMHEVとEテックの2台に試乗。テクノは撮影のみとなった。

実車のデザインは、アクティブさが特徴だったマイチェン前に比べ、随分と大人っぽくなった印象だ。フロントマスクのボリューム感がアップし、タイヤも18から19インチになったことで、全体的に落ち着いた雰囲気となった。

MHEVの室内に乗り込むと、そこにはルノーらしい空間が待ち受けていた。それはデザインで奇をてらわず実用性を重視していて部分で、それでいて、エスプリ・アルピーヌのトリムがセンスよく心地よさを感じさせる。

全長4240mm、全幅1795mm、全高1590mmのボディサイズはSUVとしてはコンパクトだが、室内は十分に広く、相変わらずいいパッケージだなぁと思う。今回の試乗会会場となった山中湖周辺では、まさにちょうどいいサイズだった。

アルカナと同様、エスプリ・アルピーヌの19インチは、足まわりがドタバタしないのが美点だ。タイヤがミシュランeプライマシー2なのも、効果ありだろう。

MHEVのパワーユニットは元気よく走る印象で、Eテックは逆にしっとり感があり、デザインは同じだが、キャラクターは異なる。ただ、いずれも走行距離が少ないほぼ新車だったので、他のルノー車同様、本来の魅力が出てくるのはもう少し先のように感じた。

テクノを設定したのは、実にルノー・ジャポンらしい部分だと思う。同社はこれまでもカングーやルノー・スポールというニッチなモデルを成功させ、マニュアルモデルを積極的にラインナップしたりと、クルマ好きの琴線に触れる施策を続けてきたのだ。

なので、今回も18インチでファブリックシートという、いかにもツウが好みそうな仕様があると聞いて、何だか嬉しくなってしまった。かなり気になっているので、機会があればテストしてみたい。

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