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【走行55km】ポルシェ911ターボ(1979年)、落札額は? RMサザビーズ・オークション解説 前編

RMサザビーズ・アリゾナ・オークション

text:Kazuhide Ueno(上野和秀)

【画像】走行55kmの911ターボ、1.2万kmのフラットノーズ【写真集】 全23枚

photo:RM Sotheby’s Auctions/Robin Adams、Josh Bryan、Courtney Cutchen、Jasen Delgado、Patrick Ernzen、Erik Fuller、Karissa Hosek、Juan Martinez、Andrew Miterko、Theodore W.Pieper、Nathan Leach Proffer、Darin Schnabel、Peter Seabrook、Drew Shipley、Kevin Uy、Zachery Walker

コレクターカーズ・オークションのリーダー格であるRMサザビーズにとって、2020年のキックオフとなったのは例年通り「アリゾナ・オークション」だ。

アメリカのアリゾナ州フェニックス近郊にあるスコッツデイルで開かれるカーショーは、全米からカーガイが集まる大規模なもの。それにリンクして、2日間に渡りオークションが行われる。

その値段も100万円台から1億円超えまでと、あらゆる層に対応する品揃えが特徴である。

なかでもポルシェは、出品された13台中12台が落札される好調ぶりだった。

走行1.2万km フラットノーズ

まずは、走行1万2168kmという911ターボのフラットノーズ・カブリオレが、3094万円で落札。

そして、近年の人気モデルとなっているカレラGTには、8686万円の値がついている。

一方で、流れてしまったのは356B 1600ツイングリル・ロードスター。希少な存在なのだが、予想落札額が3039~3592万円と高かったため、入札が続かず落札に至らなかった。

注目のランボルギーニ・ミウラは、アメリカ仕様だったことが足を引っ張ったのか1億5371万円に留まった。

このほかマクラーレン・セナも姿を見せたが、まだ評価が定まらないためか予想落札額の1億2155~1億3813万円に達せず流れている。

トレンドは低走行車 55kmの911ターボ

昨年秋ごろから各オークションハウスの新たなトレンドとなってきたのが低走行車の存在だ。

入札する側にとっても低走行車は魅力的な存在といえる。

今回のRMサザビーズ・アリゾナ・オークションでは、デリバリー・マイルの新車といえるものから、1000マイル(約1600km)以下の車両が10台出品された。

5000マイル(約8000km)以下まで範囲を広げると19台を数えた。

結果を見てゆくと走行34マイル(55km)という新車といえる1979年ポルシェ911ターボが4310万円。

走行250マイル(400km)の1991年ロータス・エラン(FF)が359万円と高額で落札されている。

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