高速道路も走行できると行動の幅も広がる
バイクの免許制度において、スクーターをはじめとするオートマチック(AT)車を気軽に楽しめるのが「AT限定普通二輪免許」です。
【画像】行動範囲が広がる!250cc以下のホンダ「軽二輪スクーター」3台を写真で見る(33枚)
この免許で乗ることができるのは排気量400cc以下のバイクですが、なかでも「150cc~250ccクラス」は、車検の手間やコストがかからない一方で、高速道路にも乗れるという、まさに維持費と行動範囲の“いいトコ取り”ができる絶妙なカテゴリーとして人気を集めています。
国内トップメーカーであるホンダはこの魅力的なクラスに、ユーザーのライフスタイルや好みにピタリと寄り添う多彩なモデルをラインナップしています。
そこで今回は、冒険心をくすぐるアドベンチャースタイルから、絶対的な安心感を誇る王道のシティコミューター、そして抜群の快適性を備えた本格派ビッグスクーターまで、いま注目したい個性豊かな3台をピックアップしてご紹介します。
●「フォルツァ」
まず紹介するのは「フォルツァ」です。
250ccクラスのビッグスクーターとして長い歴史を持つモデルで、現行モデルはスポーティさとGT(グランドツーリング)要素を兼ね備えています。
初代モデルの登場から進化を続け、現行型はより洗練されたデザインと装備が与えられています。
デザインは、ショートホイールベースと「台形バランス」フォルムによる安定感と、塊感のある力強い造形が特徴。また、LEDヘッドライトとテールランプは、フォルツァらしい象徴的な光の演出を行っています。
エンジンは、249ccの水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒「eSP+」を搭載。最高出力は23ps、最大トルクは24Nmを発揮し、高速道路での巡航においても余裕のある走りを見せます。
そして機能面での最大の特徴は、電動式可動スクリーンです。走行中でも手元のスイッチで無段階に高さ調整が可能で、可動域は180mm確保されています。これにより、状況に応じて防風性能をコントロールできます。
また、スマートフォンとの連携機能「Honda RoadSync」を採用しており、ハンドルスイッチやヘッドセットを通じてマップや音楽アプリの操作が可能です。
なお、価格は78万1000円で、新車での購入が可能です。
続いては160ccの人気モデル2台
●「ADV160」
続いて紹介するのは、軽二輪スクーターに本格的なアドベンチャー要素をクロスオーバーさせた「ADV160」です。
2020年に登場して話題を呼んだ「ADV150」が進化を遂げ、排気量を拡大して2023年に生まれ変わったのがこのモデル。
一番の魅力は、やはりアクティブで力強さに満ちたエクステリアです。
フロントマスクに配されたデュアルLEDヘッドライトと、ボリュームのあるカウルデザインが圧倒的な存在感を放ちます。また、グッと跳ね上がったマフラーのレイアウトも、乗り手の冒険心をくすぐるディテールといえるでしょう。
心臓部には、156ccの水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を搭載。最高出力16ps、最大トルク15Nmを発揮し、パワフルな加速感とクリーンな環境性能を両立しています。信号待ちなどの無駄な燃料消費を抑えるアイドリングストップ・システムも心強い味方です。
さらに安全・快適装備にも妥協はありません。スリップを抑制して走りの安心感を高める「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」や、フロントの1チャンネルABSによって確かな制動力を確保。2段階の高さ調整が可能なスクリーンは、シチュエーションに合わせた防風効果を発揮してくれます。
こちらの「ADV160」は、新車価格53万9000円でラインアップされています。
●「PCX160」
続いて取り上げるのは、洗練されたアーバンスタイルが魅力の「PCX160」です。
こちらは、原付二種クラスで圧倒的な支持を集める「PCX」の定評ある車体をベースに、排気量をアップして軽二輪クラスへと仕立てたモデル。初代の誕生以来、その上質なデザインと優れた走りで、シティコミューターの絶対的なスタンダードとしての地位を築き上げてきました。
エクステリアは、流麗で伸びやかなスタイリングをベースにしながらも、随所にエッジの効いたシャープなラインをプラス。精悍なLEDヘッドライトや、リヤビューで個性を放つ「X」字型のテールランプが、先進的かつプレミアムな雰囲気をみごとに演出しています。
そして気になる心臓部には、ADV160と同系統となる156ccの水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒エンジン「eSP+」をブレイクイン。最高出力15.8ps、最大トルク15Nmというスペックを誇ります。吸気効率や駆動系の構造にまで細かくメスを入れたことで、スタート直後の低速域から伸びやかな高速域にいたるまで、実にスムーズで気持ちの良い加速フィールを楽しめるのが特徴です。
もちろん、ライダーを支える電子制御や快適装備の手抜かりもありません。後輪のスリップを抑えて日常の安心感を高めてくれるHSTC(トルクコントロール)に加え、フロントには確実な制動力を生み出す1チャンネルABSを標準でパッケージングしています。
こちらの「PCX160」は、新車価格46万2000円でラインアップされており、こちらも現在、新車での購入が可能です。
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今回紹介した3台は、いずれもAT限定普通二輪免許で運転が可能でありながら、高速道路を利用して行動範囲を広げることができるモデルです。
150ccから250ccクラスのスクーターは、都市部での取り回しやすさと幹線道路での走行性能を両立しています。
進化を続けるこのクラスは、今後も多くのライダーにとって有力な選択肢となりそうです。(Peacock Blue K.K.)
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