コンチネンタルは、3月4日から6日にかけてドイツ・ハノーバーで開催される「タイヤテクノロジーエキスポ2025」において、タイヤの使用時における環境負荷低減に焦点を当てた4つの新技術を発表する。
同社は初日に2つ、2日目に1つの発表を予定している。これらの発表には、実際の走行条件下でのタイヤ摩耗粒子の分析、ゴムサンプルのエネルギー損失を測定する革新的な試験装置の紹介、そして環境に配慮した繊維強化材料用の新しい接着技術「COKOON」の紹介が含まれるという。
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タイヤの使用時に発生する排出物には、タイヤと路面の摩耗粒子が含まれる。これらを包括的に研究するためには、信頼性が高く、標準化された特に精度の高い測定方法が必要とされる。コンチネンタルは、ドイツのブラウンシュバイク工科大学と共同で、走行スタイルを含むさまざまな条件下でタイヤ摩耗粒子を定量化できる方法の開発を目的とした研究プロジェクトを実施した。
同社のタイヤ摩耗試験方法開発グループリーダーであるベンジャミン・オルツェ博士が、この研究プロジェクトの結果について発表を行う予定だ。
また、新材料評価の専門家であるホルヘ・ラカヨ=ピネダ教授は、ミリ秒単位でヒステリシス曲線の動的機械分析を表示できる革新的なリバウンド試験装置を紹介する。この装置は、タイヤと路面の接触時に発生するエネルギー損失を測定し、転がり抵抗を低減するための重要な要素となる。
さらに、コンチネンタルタイヤの新しい接着・強化技術開発責任者であるコーネリア・シュマウンツ=ヒルシュ博士と、繊維強化材料のグローバルサプライヤーであるコルドサ社の接着システム開発専門家ヤシン・セン博士が、より環境に配慮した「COKOON」接着システムの開発について共同で発表を行う。この技術は、繊維強化材料とゴム化合物の接着において、レゾルシノールやホルムアルデヒドを使用せずに接着を可能にするものだ。
コンチネンタルとコルドサは、COKOONをすべてのタイヤメーカーとそのサプライヤーに対して、ライセンス料無料のオープンソースソリューションとして提供する。
コンチネンタルは走行に関連するタイヤの排出物削減に貢献するとともに、より持続可能なプロセスに関する知識を前進させ、業界全体の課題解決に取り組んでいる。同社は2040年までに世界中のすべてのタイヤ工場でカーボンニュートラルな生産を達成することを目指している。
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