最高出力を車名で表示!G63のエンジンを800psまでチューニング
ドイツのチューニングメーカー・ブラバスは2025年5月6日、メルセデスAMG G63をベースにした「XL 800」を発表しました。どのようなカスタムが施されたのか、詳細をお伝えします。
最新のメルセデスAMG「G 63」がはやくも「ブラバス」仕様に! 100ミリワイドのど迫力ボディがカッコよすぎ…いずれは800馬力に
カーボンパーツをふんだんに使ったエクステリア
ブラバス「XL 800」。それは世界最大の独立系チューニングメーカーであり、ドイツの運輸省からは自動車メーカーとしても認められているブラバス社が先日発表した、新たな最上級オフロード・スーパーカーの名前である。
ベースとなっているのは、現行型のW465型メルセデス・ベンツ Gクラスのトップモデルにラインナップされる、メルセデスAMG G63。ノーマルでも圧倒的な運動性能をオン・オフともに見せつけるG63を、ブラバスはさらにどのような手法で魅力的な存在としたのか。G63のカスタマーならば、それはとても気になるところだろう。まずはタフな印象をより強く高めたエクステリアのフィニッシュから話を始めよう。
ブラバス独自のデザインによるハイグロス仕上げのワイドスター露出構造が採用されたカーボンボディワークコンポーネント。さらには、オフロード専用タイヤに組み合わされる22インチ径のヘビーデューティー鍛造ホイールが目につく。
インテリアもそれに合わせて、精密なキルティング加工を施したレザーと露出した構造のカーボンで作られたスレートグレーの「ブラバス・マスターピース」専用インテリアで仕上げられている。そのフィニッシュは、さすがブラバスの作品だと感心させてくれるもの。パフォーマンスとラグジュアリーの両面から、カスタマーを満足させてくれるのは当然といってもよい。
オフロード用タイヤの性能に合わせてあえて最高速度は210km/hで制御
この新型スーパーカーの開発において、ブラバスのデザイナーとエンジニアがもっとも優先したのは、オフロードでの究極的な走破性にあった。フロントアクスルにはまったく新しい独立懸架式サスペンションを採用。サスペンションリンクなどは、最先端のCNC技術を駆使して製造している。
リアアクスルはリジッドアクスルを踏襲しているものの、高強度のビレットアルミニウムから削り出された、新設計のパーツも数多く見受けられる。これらには強化型のアクセルハウジングと、すべてのサスペンションリンクが含まれている。新しいサスペンション・ジオメトリーは、XL800の卓越したオフロード性能に重要な役割を果たしているのだ。
ブラバスはこのヘビーデューティーなオフロードシャシーのために、革新的なライドコントロール・システムも開発している。さらにサスペンションはGクラスに純正の調節機能を使ってコントロールすることも可能だ。フロントには4500kgの牽引力を持つウインチを装備。スパルタンな雰囲気のフロントビューは、このXL800では大きな魅力となっている。
前で触れたブラバスのカーボン・パッケージには、前後のホイールアーチ裏に備わるアタッチメントやラビングストップ、サイドミラーカバーなども含まれている。さらに実用性を高めるために電動格納式のステップや、90度まで開閉できるリアドアなども独自に採用されている。
搭載されるエンジンは、車名のとおり800psの最高出力と1000Nmの最大トルクを誇る、4LのV型8気筒ツインターボ。最大トルクは3600rpmで発揮し、実用域での扱いやすさも十分に考慮されたエンジンだ。注目の運動性能は、0→100km/h加速が4.6秒、最高速は電子制御により210km/hに抑えられている。これはおもに装備されるオフロード・タイヤの限界を考えてのことだ。オフロード・スーパーカーという新たなジャンルを築き上げたブラバス。このブランドの動きからは、まだまだ目が離せない。
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みんなのコメント
どこのカフェ?
uka********
2025/6/14 07:55
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東京麻布に在住です。街中G63が溢れるくらい富裕層のトレンドになってもう何年になるかな。とあるカフェに路駐している車が見えるカフェがあるのですが4台並んだG63の間に40年くらい前の国産車が停まっていました。オーナーが乗り込むところを見ましたが有名デザイナーでした。どんなに稼いでもこれ見よがしの車を選ばないスタイルは粋だなと感じました。別に稼いでいればどんな車に乗っても自由だしG63が悪い車と言いたいわけではありませんけど。