歴代モデルの哲学を継承しつつ、デザイン、走行性能、デジタル技術、そして電動化において大幅な進化を遂げた!
新型アウディA6オールロードクワトロ登の特徴
新型ホンダ プレリュードに、特別な2027リミテッドエディション設定へ!──GQ新着カー
1.概要2.エクステリア3.シャシー技術4.初のPHEVの設定5.先進のデジタル機能6.高い実用性7.日本導入時期1.概要
6月16日、アウディは、新型「A6オールロードクワトロ」を発表した。
A6オールロードクワトロは、高い実用性とオフロード性能を融合させたオールラウンダーだ。新型は初代から数えて第5世代目となる。
2.エクステリア
新型A6オールロードクワトロは、ワイドボディデザインを採用。ボディは全長5016mm、全幅1986mm、全高1479~1508mmで、ベースとなるA6アヴァントよりも全幅が111mm(先代モデル比で84mm)も拡幅されている。これによりトレッドも拡大し、これまで以上に存在感と力強い佇まいを獲得した。
エクステリアは、フロントとリヤのアンダーボディプロテクションやサイドスカート、六角形をモチーフにしたシングルフレームグリルといったオールロード専用のデザインが目をひく。足元では、標準の19インチから最大21インチまで用意される大径ホイールが引き締めている。
3.シャシー技術
新型A6オールロードクワトロには、専用開発されたアダプティブエアサスペンションを標準装備となる。このサスペンションは55mmの調整幅を持ち、通常の車高はA6アバントよりも34mm高く設定。ドライブモードで「offroad」や「offroad+」を選択すると車高がさらに15mm上昇し、トラクションコントロールや電子制御デフロックの介入度、デュアルクラッチトランスミッション(Sトロニック)の変速スケジュールがオフロードに最適化される。さらに、35km/h以下で利用可能な「lift」機能を使えば車高を20mm上げることができ、悪路での高い移動性を確保。
ステアリングでは、プログレッシブステアリングを標準装備する。プラグインハイブリッドに標準装備(V6 TDIにはオプション)される全輪操舵(オールホイールステアリング)システムは、低速時に後輪を最大5度逆位相に操舵することで最小回転半径を最大1m縮小させ、市街地や悪路での取り回しを向上させている。
4.初のPHEVの設定
パワートレインは全車電動化を実現。クワトロ四輪駆動システムも組み合わされる。
今回、A6オールロードとして初めて設定されたプラグインハイブリッドモデル「A6オールロード e-hybrid」は、185kW(252ps)を発生する2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンと最大105kWの電気モーターを組み合わせ、システムトータルで最高出力270kW(367ps)、最大トルク500Nmを発揮する。総容量25.9kWh(有効容量20.7kWh)の高電圧バッテリーを搭載し、WLTPモードで最大95kmのEV走行が可能だ。
一方、3.0リッターV6ディーゼルエンジンモデルは、最高出力220kW(299ps)、最大トルク580Nmを発揮。このV6 TDIには、ベルトオルタネータースターターとパワートレインジェネレーターで構成される「MHEVプラス」テクノロジーに加え、電動コンプレッサーが組み合わされている。
5.先進のデジタル機能
コックピットの主役は、湾曲した有機EL(OLED)テクノロジーを採用したフリースタンド型のMMIパノラマディスプレイであり、11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのタッチディスプレイで構成されるほか、オプションで10.9インチの助手席ディスプレイも追加可能だ。
音声アシスタントである「アウディ アシスタント」にはChatGPTが統合されており、取扱説明書に基づく車両への質問に答えるだけでなく、日常的な会話形式での目的地検索や、メールの読み上げ・作成などを行う。
さらに、シートヒーターやマッサージ機能などの乗員の好みを学習して自動でアクティブ化するルーティン機能も搭載。ライティング技術も先進的で、フロントのデジタルマトリクスLEDヘッドライトは路面に車線案内や路面凍結警告のアイスマークを投影する機能を備え、リヤのデジタルOLEDライト2.0は、後続車に対して三角の警告シンボルを表示するコミュニケーションライトや、後方から車両などが接近した際に全面を発光させて注意を促す近接検知機能を搭載した。
6.高い実用性
広々とした室内スペースに加え、積載性と機能性も追求。
ラゲッジコンパートメントの容量は466リッターから最大1497L(e-hybridは404~1423L)を確保しており、テールゲートは足の動きでの開閉に対応する。
リヤシートは40:20:40の分割可倒式で、荷室側からのリモートリリースによって簡単に折りたたむことができる。
オプションのトレーラーヒッチを装着した場合の牽引能力は、e-hybridが2t、V6 TDIが2.5tに達し、V6 TDIにおいてはベースのA6アバントよりも400kgも重い荷重を牽引することが可能だ。
7.日本導入時期
新型A6オールロードクワトロは本国ドイツにおいて2026年6月18日から注文受付開始、同年の秋にディーラーへの配備が予定されている。
これを踏まえ、日本市場への導入時期を考察する。一般的にアウディの新型車が本国で発表されてから日本国内で発売されるまでには、右ハンドル仕様の開発、日本の保安基準への適合、認証手続きなどのプロセスが必要となるため、半年から1年程度の期間がかかる。アウディジャパンは近年、主要モデルの導入を比較的迅速に行う傾向があるものの、A6オールロードクワトロのようなコアなファン層を持つ派生モデルは、ベースとなる新型A6セダンやアバントの日本導入から少し遅れて設定されるケースが見られる。
したがって、ベースの新型A6シリーズがまもなく日本へ導入されることから、この新型A6オールロードクワトロの日本市場への導入時期は、早くても2027年後半、ものによっては2028年になる可能性が高い。
また、導入されるパワートレインについては、近年の日本の電動化志向やディーゼル人気を考慮すると、今回初設定となるPHEV(e-hybrid)と、クリーンディーゼルであるV6 TDIの両方、あるいは市場特性に合わせてどちらか一方が投入されると予想される。
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