現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【スポーツカー好きの夢】ポルシェ718ケイマン 中古で購入 故障の心配/英国相場は?

ここから本文です

【スポーツカー好きの夢】ポルシェ718ケイマン 中古で購入 故障の心配/英国相場は?

掲載 更新 6
【スポーツカー好きの夢】ポルシェ718ケイマン 中古で購入 故障の心配/英国相場は?

718で選ぶなら4気筒のケイマン

text:Mark Pearson(マーク・パーソン)

【画像】ポルシェ718ケイマン、GT4、GT4クラブスポーツ、GTS【一度は乗りたいスポーツカー】 全97枚

2016年、当時の新型718ケイマンおよびボクスターは、フラット6ではなく4気筒ターボエンジンを採用したことで話題となった。

ファンの反発は強く、2019年にはGTSとGT4の2つの追加モデルに自然吸気4.0L 6気筒ユニットが再導入されたにもかかわらず、今でも議論の的となっている。

スポーツカー好きなら、エンジンの気筒数やターボエンジンかどうかは最重要事項だ。

それ故に、このクルマが登場したときに世界中のファンが泣いたとしても不思議ではないだろう。

とはいえ、4気筒の718を掃き捨てるわけにはいかない。

ステアリングのクイック化、サスペンションの改良、スタイリングのリフレッシュなど、全面的に刷新された718は、旧型ケイマンよりもはるかに速く、運転していて気持ちがいいのだ。

パワーも不足しているわけではない。2.0Lモデルは300ps、2.5L Sモデルは350osを発揮する。

どちらも免許を失うようなスピードで加速し、ターボラグも少ない。

しかし、エンジンサウンドに楽しさがないことを嘆くマニアもいると思うが、その通りだろう。

旧来のエンジンの音色に比べれば、あまり心地よいとは言えないし、スポーツカーらしさもない。

それよりも、全体的なバランスやハンドリングなど、数多くの美点に注目した方が良いだろう。

このクルマは、際限のないグリップと卓越した安定性を持っていて、どんなスピードでも楽しくドライブできる。

ポルシェを中古で手に入れる

充実したインテリアは、快適で満足感のあるドライビングポジションを提供してくれる。

スイッチ類はすべてしっかりとした上質な感触で、ボタン操作もスムーズだ。

ポルシェの残存価値は高く、中古車を購入するとかなりの節約になる。

2016年モデルを手に入れるためには、少なくとも約3万ポンド(396万円)が必要になると考えたほうがいい。

この価格では2.0Lモデルになるが、予算を3万5000ポンド(462万円)から4万ポンド(528万円)程度に増やせばSモデルを見つけられるだろう。

フラット6を探しているのであれば、GTSケイマンの場合は5万ポンド(661万円)前後、GT4の場合は8万ポンド(1057万円)以上の出費を覚悟しよう。

不具合を起こしやすいポイント

エンジンとトランスミッションは一般的に信頼性が高いが、初期のモデルはデュアルクラッチトランスミッションに問題があり、塗装の質にも不満が残る。

2.0Lのケイマンが最も経済的であるのは当然のことながら、WLTPサイクルの燃費は32.8mpg(13.9km/l)となっています優秀だ。

だが、運転を思う存分楽しむのであれば、おそらくそれに近い数値は出ないだろう。

知っておくべきこと

メンテナンスは高額になるので、ポルシェの専門家に依頼するのがベスト。

一部の業者では固定価格のサービスプランを提供しているところもある。

姉妹誌What Car?による信頼性の調査では、ケイマンのオープントップモデルであるボクスターはスポーツカークラスで3位に入った。

しかし、ブランドとしてのポルシェは31社中23位という残念な結果に終わった。

ピックアップ

718ケイマン

Sもいいのだが、中古でも高くなってしまう。非常に喜ばしいことに、ノーマルの718ケイマンでもかなり満足できる。

ケイマンGTS

400psの6気筒エンジンは、スポーツカー好きにとって絶対的な夢だ。低回転からトルクフルで運転しやすいが、スポーツカーらしく走りたいときには爆発的なエネルギーを提供してくれる。

いくら払うべき?

英国で見つけた車両。モデルや年式、走行距離による差の開きは一目瞭然だ。

718ケイマン 登録:2016年 5万8000km 3万950ポンド(409万円)

718ケイマンS 登録:2017年 4万5000km 4万1500ポンド(548万円)

ケイマンGTS 登録:2019年 2万9000km 5万4500ポンド(720万円)

こんな記事も読まれています

いすゞが新型「スタイリッシュSUV」を世界初公開! ド迫力「V型グリル」ד青アクセント”がカッコイイ新型「D-MAX」タイで披露 25年に欧州発売
いすゞが新型「スタイリッシュSUV」を世界初公開! ド迫力「V型グリル」ד青アクセント”がカッコイイ新型「D-MAX」タイで披露 25年に欧州発売
くるまのニュース
クルマ愛をマイルで測る!クルマ好きのためのLINEサービス『クルマら部』でマイルキャンペーン開始
クルマ愛をマイルで測る!クルマ好きのためのLINEサービス『クルマら部』でマイルキャンペーン開始
レスポンス
エンジンの調子をキープする簡単な方法は? 定期的にブン回すだけでカーボンの発生を抑えられます
エンジンの調子をキープする簡単な方法は? 定期的にブン回すだけでカーボンの発生を抑えられます
Auto Messe Web
【日本全国よりみち三昧!リアル探訪ガイド 第2回 道の駅ウトナイ湖】ラムサール条約登録の絶景楽園を一望する北国のランドマーク!
【日本全国よりみち三昧!リアル探訪ガイド 第2回 道の駅ウトナイ湖】ラムサール条約登録の絶景楽園を一望する北国のランドマーク!
Webモーターマガジン
日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表
日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表
レスポンス
いざ、鈴鹿。角田裕毅が3度目のF1日本GPで狙うは入賞「トップ10近くを走れるはず」アップデート投入で戦闘力UP?
いざ、鈴鹿。角田裕毅が3度目のF1日本GPで狙うは入賞「トップ10近くを走れるはず」アップデート投入で戦闘力UP?
motorsport.com 日本版
フォーミュラEにとって、日本&東京は重要な市場。求めるは日本人ドライバーの参戦。ドッズCEO「佐藤琢磨に、再び参戦してもらおうか」
フォーミュラEにとって、日本&東京は重要な市場。求めるは日本人ドライバーの参戦。ドッズCEO「佐藤琢磨に、再び参戦してもらおうか」
motorsport.com 日本版
全長4.3mの新型「小さな高級車」世界初公開! ピカッと「光るインテリア」がめちゃ斬新! 新デザイン採用した「高級コンパクトカー」欧州で発表
全長4.3mの新型「小さな高級車」世界初公開! ピカッと「光るインテリア」がめちゃ斬新! 新デザイン採用した「高級コンパクトカー」欧州で発表
くるまのニュース
40系ヴェルファイア、アルファードハイブリッド/ヴェルファイアハイブリッド用が販売開始、テインの車高調「RX1」と「FLEX Z」に適合追加
40系ヴェルファイア、アルファードハイブリッド/ヴェルファイアハイブリッド用が販売開始、テインの車高調「RX1」と「FLEX Z」に適合追加
レスポンス
VWが本気でニュービートルをイジリ倒したバカッ速モデル! Rシリーズの第1弾「RSi」の存在感がヤバすぎる!!
VWが本気でニュービートルをイジリ倒したバカッ速モデル! Rシリーズの第1弾「RSi」の存在感がヤバすぎる!!
WEB CARTOP
ABB、フォーミュラEの急速充電器を公開 レース用と同スペックを日本で年内に1000台設置
ABB、フォーミュラEの急速充電器を公開 レース用と同スペックを日本で年内に1000台設置
日刊自動車新聞
東京E-Prix開幕! FP1はフラインスがトップタイム。2度の赤旗、日産のフェネストラズは不運なクラッシュ
東京E-Prix開幕! FP1はフラインスがトップタイム。2度の赤旗、日産のフェネストラズは不運なクラッシュ
motorsport.com 日本版
FIA ガールズ・オン・トラックがシティサーキット東京ベイで開催。サプライズゲスト角田裕毅が少女たちに金言「言い訳を習慣にしないこと」
FIA ガールズ・オン・トラックがシティサーキット東京ベイで開催。サプライズゲスト角田裕毅が少女たちに金言「言い訳を習慣にしないこと」
motorsport.com 日本版
ポリゴンかよ! 「オシャレ」にも「何も考えていないよう」にもみえる「テスラ・サイバートラック」はデザインのプロから見てアリなのか?
ポリゴンかよ! 「オシャレ」にも「何も考えていないよう」にもみえる「テスラ・サイバートラック」はデザインのプロから見てアリなのか?
WEB CARTOP
【デリカファン注目イベント!】DDR2024が4月28日に山口きらら博記念公園で開催|オートフラッグス|
【デリカファン注目イベント!】DDR2024が4月28日に山口きらら博記念公園で開催|オートフラッグス|
driver@web
内外装をダークトーンで統一したレンジローバー スポーツの特別限定モデルが日本デビュー
内外装をダークトーンで統一したレンジローバー スポーツの特別限定モデルが日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
6年ぶりの大進化! 新型「ミニ・カントリーマン」の気になる実力とは? 「ミニ史上最大の車体」で居住性アップ!! 快活な走りは“ミニらしさ”満点
6年ぶりの大進化! 新型「ミニ・カントリーマン」の気になる実力とは? 「ミニ史上最大の車体」で居住性アップ!! 快活な走りは“ミニらしさ”満点
VAGUE
スズキ“最大級”の新型「3列SUV」発表! 約333万円の「タフ顔モデル」! 新型「XL7 ハイブリッド」タイに登場
スズキ“最大級”の新型「3列SUV」発表! 約333万円の「タフ顔モデル」! 新型「XL7 ハイブリッド」タイに登場
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • 718ケイマンはエリーゼや4Cと並ぶ夢の愛車。
    まだ試乗もおそれ多くてできないけど、似合う男になれるように努力しています。
  • ケイマンはサスペンション型式が4輪ストラットなんですよね。ロールしたら、タイヤの接地角が変わって、グリップ稼げないよね。なんでこうしたのか不思議。
    私ならアルピーヌA110の方がいい。軽量だし、サスもしなやかだし、4輪ダブルウィッシュボーンだし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

871.01878.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

444.53420.0万円

中古車を検索
718 ケイマンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

871.01878.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

444.53420.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村