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【長期レポート】アルファロメオ ステルヴィオのシックな外装に秘めた情熱的なレッドのインテリア【第1回】

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【長期レポート】アルファロメオ ステルヴィオのシックな外装に秘めた情熱的なレッドのインテリア【第1回】

クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車を紹介していこう。今回はアルファロメオ初のSUV、ステルヴィオ ファーストエディションの第1回目をお届けしよう。このステルヴィオの持ち味であるシャープなハンドリングは十分に健在だ。スタッドレスタイヤであることは意識しながら、「運転が楽しい」というフィーリングを実感している。(Motor Magazine 2019年2月号より)

ボディサイズは全長4690×全幅1905mmとかなり堂々としたもの
新たに長期テスト車として導入されたのは、アルファロメオとして初めてとなるSUVモデル、ステルヴィオだ。グレードは、ローンチエディションの400台限定モデルとして設定されたファーストエディション(689万円)である。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

ボディカラーは、重厚感を漂わせるストロンボリグレー(メタリック)で、インテリアカラーはブラック/レッドのコンビネーション。フェーストエディションでは標準装備となるプレミアムレザー仕上げのシートは、シート地/ステッチ色ともに鮮やかなレッドという艶(なま)めかしさだ。

そのパワートレーンだが、搭載するエンジンは、アルファロメオならではのマルチエア機構が採用された2L直4 SOHC 16バルブマルチエアターボで、その最高出力は206kW(280ps)/5250rpm、そして最大トルクは400Nm(40.8kgm)/2250rpmというパフォーマンスを発揮する。トランスミッションは8速ATで、これに「Q4」と呼ばれるオンデマンド式4WDシステムが組み合わされている。

ボディサイズは全長4690×全幅1905×全高1680mmという堂々たるもの。先代の長期テスト車、ジープコンパスリミテッドの全長4400×全幅1810×全高1640mmと比較してみると、すべての面でサイズアップしている。車重は1810kgで、これは先代コンパスの1600kgよりも210kg重い値だ。

そして、ウインターシーズンとなる時期だけに最初からピレリ製スタッドレスタイヤ、アイスアシンメトリコを装着した仕様としている。ちなみにファーストエディションの標準タイヤは255/45R20サイズだが、スタッドレスタイヤは235/60R18サイズ。これはディーラーでホイールとのセットで用意されているものだ。

これまでステルヴィオには、取材車として何度かファーストエディションモデルを試乗している。それなので、ある程度の面識はあったのだが、MMステルヴィオ号として実際に乗り始めてみると、いろいろとユニークな特徴を備えていることもわかってきた。次回から、本格的に稼働予定だ。(文:Motor Magazine編集部 香高和仁)

■第1回/2018年12月11日~12月19日(1カ月目)のデータ
・オドメーター:2689km
・走行距離:663km
・給油量:64.2L
・実燃費:10.3km/L

[ アルバム : アルファロメオ ステルヴィオ ファーストエディション はオリジナルサイトでご覧ください ]

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