F1第21戦サウジアラビアGPの舞台であるジェッダ市街地コース。予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)が平均時速253.984kmを記録しており、カレンダーで最速のストリートコースだと言える。
しかし全開率の高さやバリアとの近さ、ブラインドコーナーがいくつもあることから、コースの安全性に懸念を示すドライバーもいる。
■Q3で痛恨クラッシュも「レッドブルには勝つチャンスがまだある」とフェルスタッペン前向き
レッドブルのセルジオ・ペレスは、スペースがないこと、そして前方で何が起こるかをいち早く察知できるほど視界が開けていないということから、コースの安全性が低下していると主張した。
「ここはとても良いサーキットだけど、非常に危険なんだ……ストレート(全開区間)がたくさんあるのに曲がっていたり、ブラインドコーナーがあったりして、何も起きないことを願っている」
「言ってみれば、理由もなく危険すぎるんだ」
予選では、トラフィックなどの影響もあって速度差が大きくなったことで、リスクは更に高まっていたと、ペレスは語る。
「オンボード映像をいくつかみたら分かるけど、とても怖いよ」
「大事故が起きないことを祈るばかりだ」
「このコースは、理由もなく危険すぎると感じている。あのスピードで走っていて、他のマシンとの差を考えると、ちょっと不必要だと思う。おそらく、週末が終わってから見直すことができるはずだ」
すでに発表されている2022年のF1カレンダー案では、サウジアラビアGPが第2戦に予定されている。
ペレスはジェッダのコースデザインに対して、来季の開催前にドライバーたちが懸念を表明する必要があると話した。ペレスはストレートに減速のいらないキンク(カーブ)があっても、意味がないと考えているからだ。
「安全性が優先されなければならないという事実を忘れてはならないと思う」
「他のドライバーたちとも話したけど、皆が同じように考えている……クルマに座っているのは僕たちなんだ。僕たちが目の当たりにする傾向がある速度差を考えると、何か問題が発生した時は大事故になる」
「(コースの大部分が)ストレートだ。ストレートを全開で走るんだ。そんな風にする理由が見当たらない」
「明らかにそれはコースの特性だけど、レース後に話し合わなければならない」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
まさかの決着。トップ2台がクラッシュでオジエが大逆転勝利を飾る。勝田は日曜最速に/WRCクロアチア
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
「何か“茶色いモノ”が……」石浦宏明、ST-Q32号車のドライブ中に小動物とニアミスの珍事/スーパー耐久
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?