2020年のF1プレシーズンテスト1回目では、レーシングポイントのニューマシン『RP20』が話題となった。RP20のデザインは昨年のメルセデスのマシンに酷似したからだ。
一部のチームは“ピンク・メルセデス”とも称されるRP20に好意的ではないが、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、小規模チームが競争力を高めることは良いことだと考えている。
■“ピンク・メルセデス”は本家並みの速さ? 「間違いなくポテンシャルがある」とペレス
「こういった“コラボレーション”は理に適ったものだと思う」とホーナーは語った。
「アルファタウリやレーシングポイント、ハースやザウバー(アルファロメオ)といったチームは、ギヤボックスやサスペンションを購入できない場合、どうしろと言うんだ? 彼らがしなければいけないR&D(研究開発)は、リソースの大部分を占めるんだ」
「もちろん、一部のチームは他のチームよりも“クローン化”が進んでいるように見えるが、ルールに準拠している限り、特に問題はないだろう」
「そういった自由があることで、より拮抗したグリッドが形成される。各チームにとっても、F1での活動がより安価なものとなる。もちろん10チーム全て同じ見た目になることは望んでいないが、サスペンションやギヤボックスを共有することは理に適っている」
現時点でレーシングポイントのマシンがデザイン面でレギュレーションに抵触しているという指摘はないが、マクラーレンのマネージングディレクターであるアンドレアス・ザイドルは、チームのコラボレーションを厳しく取り締まる必要があると主張した。
「正直に言って、ルールで許可されているものとそうでないものは明確だと思う。もちろん、これらのルールに従うことは重要だ」とザイドルは語った。
「コンピューターシミュレーションや風洞の使用に関して、各チームはできることを制限されている。私はそれらが適切に取り締まられていると思っている。例えば、あるチームが仕事をして、別のチームがその“おこぼれ”をもらったりすることは、明らかにレギュレーションに準拠していない」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?