水素とハイブリッドの融合が示すモータースポーツの未来像
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2025年6月11日、ル・マン24時間レースの開催地で、水素とハイブリッドを組み合わせた新型コンセプトカー「GR LH2 Racing Concept(GR LH2レーシング・コンセプト)」を世界初公開しました。
【画像】全長5.1mの迫力ボディ! トヨタの水素×ハイブリッドマシン「GR LH2レーシング・コンセプト」を写真で見る(14枚)
TGRは、水素エンジンとハイブリッド技術の可能性をさらに広げるべく、GR LH2レーシング・コンセプトを開発しました。披露の舞台となったのは、2025年6月11日から15日にかけて開催される「第93回ル・マン24時間レース」の現地、フランス・サルトサーキット。同サーキット内に設けられた水素技術展示エリア「H2ビレッジ」にて、初公開されています。
GR LH2レーシング・コンセプトは、液体水素(LH2)を燃料とする内燃エンジンと、ハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを搭載しています。開発のベースとなったのは、TGRがFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦させている「GR010 HYBRID」。水素の可能性をさらに広げるための実証車両として、今後の走行テストや開発段階での活用が予定されています。
全長5100mm、全幅2050mmという堂々たるサイズも特徴で、レーシングカーらしいワイド&ローなプロポーションを実現。TGRが積み重ねてきた水素技術と、モータースポーツ現場でのノウハウが融合した最新の開発成果と言えるでしょう。
TGRはこれまでにも、2021年からスーパー耐久シリーズで水素エンジンカローラを実戦投入し、2023年には気体水素から液体水素仕様へと進化。また、同年のル・マンでは水素エンジンを搭載した「GR H2レーシング・コンセプト」を発表し、将来的に導入される可能性のある水素カテゴリーへの技術提案も行ってきました。今回のGR LH2レーシング・コンセプトは、それらの取り組みをさらに深化させたものとして注目されています。
デザイン面では、“プリウス顔”を思わせるシャープなフロントマスクやロングノーズが印象的で、空力性能を意識したサイドポッドや大型のリアウイング、大径ホイールなど、レーシングマシンとしての迫力を備えています。TGRが目指す“カーボンニュートラルと走りの両立”を体現する一台として、ル・マンの地で存在感を放っています。(VAGUE編集部)
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