FIA F2に参戦するトライデントは9月13日、2025年シーズンも残り3戦6レースを残すなか、ドライバーであるサミ・メゲトゥニフ、マックス・エスターソンとの契約を終了することをチームのSNSを通じて発表した。
イタリアに拠点を置くトライデントは、F1のサポートレースとして開催されるFIA F2、FIA F3をはじめとしたシングルシーターレースに参戦。特にFIA F3では強豪の一角であり、2023年はガブリエル・ボルトレート、2024年はレオナルド・フォルナローリ、そして2025年はラファエル・カマラと、トライデントのシートを得たドライバーが3年連続でFIA F3のタイトルを手にしている。ただ、華々しいFIA F3での活躍ぶりの一方、上位カテゴリーであるFIA F2では、GP2時代を含め下位が定位置となっている。
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そんなトライデントは2025年FIA F2に、メゲトゥニフとエスターソンというふたりのルーキーを起用した。メゲトゥニフは2024年のFIA F3にトライデントから参戦し2勝、ドライバーズランキング8位となったフランス人。アメリカ・ニューヨーク出身エスターソンは、オンラインレースのiRacingで世界トップ35、米国ランキングで4位まで上り詰めてからリアルのレースキャリアをスタートさせ、2024年はイェンツァー・モータースポーツからFIA F3に参戦し、シリーズ21位という成績だった。
今季FIA F2デビューを迎えたメゲトゥニフはイモラとレッドブルリンクのフィーチャーレースで10位に入り、2ポイントを獲得。エスターソンは未だ無得点だった。なお、エスターソンは昨年の終盤2戦(第13戦ロサイル、第14戦ヤス・マリーナ)からトライデントと契約し、FIA F2を戦っていた。今年経験のあるコースで再びレースをする前に、トライデントを離れることになったかたちだ。
トライデントはチームのSNSにて「サミ・メゲトゥニフおよびマックス・エスターソンとの合意により、2025年シーズン終了前にふたりとの契約を終了することになった。サミとマックス、これまでのご尽力に感謝している。ふたりをチームに迎えられたことを光栄に思い、今後の活躍を心より祈っている」と記したのみで、現時点では後任のドライバーに関するアナウンスは行われていない。
昨年もFIA F3のシーズン最終戦終了後に翌年のFIA F2参戦に向けて経験を積むべく、数名の若手ドライバーがシーズン終盤にFIA F2のシートを獲得し、スポットでレースを戦っていた。今年も終盤3戦に向けて、FIA F2のシート争奪戦が活発化しているようだ。
次戦となる2025年FIA F2第12戦バクーは9月19~21日に、アゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで開催される。そのため、トライデントの後任ドライバーに関するアナウンスは近いうちに行われることになりそうだ。
https://twitter.com/trident_team/status/1966857956311388543
[オートスポーツweb 2025年09月14日]
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来季のためにアピールしたくて無理したらクラッシュ…のオチしか見えない