現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【ルノー姉妹車のミドルSUV】三菱、新型SUV『グランディス』を欧州で公開

ここから本文です

【ルノー姉妹車のミドルSUV】三菱、新型SUV『グランディス』を欧州で公開

掲載
【ルノー姉妹車のミドルSUV】三菱、新型SUV『グランディス』を欧州で公開

欧州向けに『グランディス』が復活

三菱は7月2日、欧州市場向けの新型コンパクトSUV『グランディス』を発表した。

【画像】新型三菱グランディスと姉妹車のルノー・シンビオズ 全58枚

新型『グランディス』は、欧州で展開している『ASX』および『コルト』に続いて、アライアンスパートナーであるルノーの『CMF-8』プラットフォームを採用した『ルノー・シンビオズ』の姉妹車となり、マイルドハイブリッド(MHEV)とハイブリッド(HEV)モデルをラインアップする。

『グランディス』はミニバンとして展開していた先代から、13年ぶりに欧州市場に投入されるモデルネームとなる。

新型『グランディス』は、ルノーのスペインにあるバリャドリード工場で生産され、2025年内に欧州にて順次販売が開始される予定だ。

2タイプのハイブリッド

新型『グランディス』のパワートレインには、MHEVとHEVの2種類が設定されている。

MHEVモデルは、140psを発揮する1.3L直噴ガソリンターボエンジンを搭載し、6速MTもしくは7速DCTと組み合わされる。

HEVモデルは、1.8L自然吸気ガソリンエンジンに、駆動用と発電用の2つのモーターを内蔵した『パワーエレクトロニクスボックス』と1.4kWhのリチウムイオンバッテリー、『スマートマルチモードギアボックストランスミッション』を組み合わせ、最高出力は156psを発揮する。

このHEVシステムはリアルタイムで走行状況を解析し、エンジンとモーターの最適な動力配分を自動制御する。走行モードはモーターのみの『EVモード』、モーターとエンジンを合わせた『ハイブリッドモード』、減速時に回生ブレーキにより駆動用バッテリーに蓄電する『回生モード』の3つが自動選択される。

さらにドライバーが任意で選択できる『Eセーブモード』により、駆動用バッテリーの残量を40%以上に維持できることで、EV走行したい場面や登坂路など、モーターによるアシストが必要な場面に備えて、電力を確保することが可能となっている。

エクステリアとインテリア

車名の『グランディス』はラテン語の『大きい』『雄大な』に由来し、広々とした室内空間と堂々とした力強いエクステリアを象徴している。

フロントには現行三菱車のアイデンティティ『ダイナミックシールド』を採用し、グリルのサテンシルバーのアクセントが上質さを演出している。

サイドは後方まで流れるルーフラインが印象的で、ダイナミックさと広い室内空間を両立しており、新しい19インチアルミホイールにより大胆でプレミアムな印象をもたらしている。

リア周りでは『スカルプチュア・ヘキサゴン』というデザインアイデンティティを採用。彫り込まれたような六角形のモチーフが力強さと三菱のDNAを表現し、水平基調のリアコンビランプがモダンな印象を表現している。

2列シートで5名乗車のインテリアは、使い勝手と積載性にこだわる。リアシートは最大160mmスライドすることで、ラゲッジスペースを434Lから566Lに拡大でき、さらにシートバックを倒せば最大1455Lまで広がる。

テールゲートには『ハンズフリー機能付きエレクトリックテールゲート』を採用。スイッチ操作に加え、キーレスオペレーションキーを携帯した状態でリアバンパー下に足をかざすことで開閉が可能となっている。

さらにスイッチ操作でガラスの透過と調光の切り替えが可能な『パノラマガラスルーフ(調光機能付)』により、日差しのまぶしさや熱を抑え、開放的かつ快適な室内空間を実現する。あらかじめ設定されたパターンに基づき、全面透過や全面調光に加え、フロントとリアの透過・調光を個別に調整することも可能となっている。

コネクティッド機能と安全装備

インフォテインメント・システムには、縦型の10.4インチ『スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)』を採用し、グーグル搭載車として先進的なコネクティッドサービスが提供される。

音声認識により通話や音楽の再生、エアコンの温度調節などができる『グーグル・アシスタント』や、ナビゲーションやリアルタイムの交通情報を提供する『グーグル・マップ』、スマートフォンのように音楽やゲーム、ビデオストリーミングなどの100以上のアプリを利用できる『グーグル・プレイ』が利用可能となっている。

また、『アップル・カープレイ』や『アンドロイド・オート』により、スマートフォンとワイヤレス接続での連携も可能だ。さらにSDA経由でドライバーの好みや走行状況に合わせ『パーソナル』、『エコ』、『コンフォート』、『スポーツ』の4つのドライブモードが選択できる。さらに専用のモバイルアプリにより、スマートフォンによる駐車位置の確認機能や、車両を施錠・解錠するデジタルキーといった強化されたコネクティッド機能で、日常の利便性を向上させている。

新型『グランディス』は先進的な予防安全技術を多数搭載しており、超音波センサーやカメラ、前方レーダーにより車両周辺の状況を常にモニタリング、ドライバーの運転をサポートする。また、『後退時交差車両検知警報システム(RCTA)』をはじめとする先進安全装備も充実している。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

【アルフィスタ必読】思い出したのはアルファスッド!アルファ・ロメオ・ジュニアはその気にさせるディテール満載
【アルフィスタ必読】思い出したのはアルファスッド!アルファ・ロメオ・ジュニアはその気にさせるディテール満載
AUTOCAR JAPAN
【輸入車CセグSUV界に強力な新入り】デザインは斬新、走りはフランスの伝統に忠実!気になる新型プジョー3008の仕上がり具合
【輸入車CセグSUV界に強力な新入り】デザインは斬新、走りはフランスの伝統に忠実!気になる新型プジョー3008の仕上がり具合
AUTOCAR JAPAN
8年ぶりフルモデルチェンジ!3代目新型マツダCX-5欧州で初公開【日本は2026年発売予定】
8年ぶりフルモデルチェンジ!3代目新型マツダCX-5欧州で初公開【日本は2026年発売予定】
AUTOCAR JAPAN
アルファロメオが新型のコンパクトSUV「Junior」を発売、ハイブリッドとEVをラインアップ
アルファロメオが新型のコンパクトSUV「Junior」を発売、ハイブリッドとEVをラインアップ
@DIME
価格判明!? マツダ新型「CX-5」ドイツで世界初公開! 3代目に全面刷新! 2.5Lマイルドハイブリッド採用、ディーゼルはナシ 日本での反響は?
価格判明!? マツダ新型「CX-5」ドイツで世界初公開! 3代目に全面刷新! 2.5Lマイルドハイブリッド採用、ディーゼルはナシ 日本での反響は?
くるまのニュース
トヨタ新型「RAV4」発売へ! 斬新すぎる「バンパー合体グリル」&豪華“ホワイト内装”がスゴイ! 7年ぶり全面刷新の「人気SUV」メインモデル“CORE”に大注目!
トヨタ新型「RAV4」発売へ! 斬新すぎる「バンパー合体グリル」&豪華“ホワイト内装”がスゴイ! 7年ぶり全面刷新の「人気SUV」メインモデル“CORE”に大注目!
くるまのニュース
【速報】メルセデス初の電動ワゴン、新型「CLAシューティングブレーク」登場。「航続距離761km」「光る星空ルーフ」など独自の魅力とは?
【速報】メルセデス初の電動ワゴン、新型「CLAシューティングブレーク」登場。「航続距離761km」「光る星空ルーフ」など独自の魅力とは?
LEVOLANT
【欧州】日産「マーチ」復活か!? 斬新な“丸目デザイン”採用の「伝統コンパクトカー」発表! 全長4m以下で“最高にちょうどいい”「5ドアハッチ」25年に発売へ! 日本再導入の可能性は?
【欧州】日産「マーチ」復活か!? 斬新な“丸目デザイン”採用の「伝統コンパクトカー」発表! 全長4m以下で“最高にちょうどいい”「5ドアハッチ」25年に発売へ! 日本再導入の可能性は?
くるまのニュース
伝説の名車「ジュニア」が復活!アルファロメオの魂を宿した新型コンパクトSUVの走りに痺れる
伝説の名車「ジュニア」が復活!アルファロメオの魂を宿した新型コンパクトSUVの走りに痺れる
@DIME
【6MTで帰ってきた!】フィアット500ハイブリッドが11月に生産開始 欧州
【6MTで帰ってきた!】フィアット500ハイブリッドが11月に生産開始 欧州
AUTOCAR JAPAN
【スズキ登録車初の電気自動車】コンパクトSUV『eビターラ』登場!後発が出した答えはインド生産、そして?
【スズキ登録車初の電気自動車】コンパクトSUV『eビターラ』登場!後発が出した答えはインド生産、そして?
AUTOCAR JAPAN
中国の新ブランド『ジェイクー(Jaecoo)』 高級コンパクトSUV、年内に英国発売
中国の新ブランド『ジェイクー(Jaecoo)』 高級コンパクトSUV、年内に英国発売
AUTOCAR JAPAN
マツダ「新型CX-5」世界初公開に大反響! 「新しい顔がカッコイイ」「内装の高級感ある」「“MAZDA”ロゴがお洒落」「ディーゼルも欲しい」の声も! “25年末から発売”の「クロスオーバーSUV」欧州に登場!
マツダ「新型CX-5」世界初公開に大反響! 「新しい顔がカッコイイ」「内装の高級感ある」「“MAZDA”ロゴがお洒落」「ディーゼルも欲しい」の声も! “25年末から発売”の「クロスオーバーSUV」欧州に登場!
くるまのニュース
【エスクードではなくeビターラ】BEVと内燃機関の良いとこ取り!スズキ登録車初の電気自動車は『良く出来たクルマ』
【エスクードではなくeビターラ】BEVと内燃機関の良いとこ取り!スズキ登録車初の電気自動車は『良く出来たクルマ』
AUTOCAR JAPAN
276万円から! トヨタ新型「“5人乗り”コンパクトSUV」がスゴイ! 日本初の「画期的な機能」で安全性バッチリ! “V字型”に光る「カローラクロス」の斬新ウインカーとは?
276万円から! トヨタ新型「“5人乗り”コンパクトSUV」がスゴイ! 日本初の「画期的な機能」で安全性バッチリ! “V字型”に光る「カローラクロス」の斬新ウインカーとは?
くるまのニュース
アメリカン・ラグジュアリーの虜になるはず──新型キャデラック エスカレード スポーツ試乗記
アメリカン・ラグジュアリーの虜になるはず──新型キャデラック エスカレード スポーツ試乗記
GQ JAPAN
スズキ初のBEVモデルとなる「eビターラ」の先行情報が公開。日本導入は今年度中を予告
スズキ初のBEVモデルとなる「eビターラ」の先行情報が公開。日本導入は今年度中を予告
カー・アンド・ドライバー
トヨタ新型「RAV4」発表! 精悍マスク×全長4.6mの「ちょうどイイサイズ」! 6代目に新設定の“走り屋”仕様「GRスポーツ」どんなモデル?
トヨタ新型「RAV4」発表! 精悍マスク×全長4.6mの「ちょうどイイサイズ」! 6代目に新設定の“走り屋”仕様「GRスポーツ」どんなモデル?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220 . 5万円 308 . 7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 9万円 53 . 0万円

中古車を検索
三菱 グランディスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220 . 5万円 308 . 7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 9万円 53 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村