8月2日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、第4戦『FUJI GT 300km RACE』が行われている富士スピードウェイで記者会見を行い、2027年から導入されるオフィシャルタイヤサプライヤーとして、GT500クラスはブリヂストン、GT300クラスはダンロップが決定したと発表した。契約期間は2027年から2029年までの3年間となる。
スーパーGTでは、前身となるJGTC全日本GT選手権がスタートした1994年から2026年まで、複数のタイヤメーカーが争うマルチメイクが採用されてきた。速さを決める重要なファクターであるタイヤにコンペティションが存在するシリーズはかつては世界中にあったが、近年では減少し、スーパーGTは世界的に貴重なマルチメイクシリーズとなっていた。
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そんなスーパーGTのタイヤが、2027年からワンメイク化することに決まったのが2025年10月のオートポリス。その後、2026年に向けてメーカーが決定。この第4戦富士でいよいよ発表されることになった。GT500クラスは現在も13台が使用しているブリヂストン、そしてGT300クラスは4台が使用しているダンロップに決定した。
このオフィシャルタイヤサプライヤー決定にともない、2027年からは視覚的にもタイヤの状況が分かりやすくなった。両クラスともタイヤのサイドウォール部分を色分け。ソフト(赤)/ミディアム(黄)/ハード(白)と分けられ、GT500クラスでは3種類のコンパウンド、3種類の構造から大会ごとに3種類の持ち込みが可能で、それぞれサイドウォール部分を色分け。またGT300クラスでは、ソフト/ミディアム/ハードのうち、そのレースで2種類を選択できる。
また、タイヤ持ち込みセット本数は1台当たりドライタイヤ4セット/ウエットタイヤ5セットまでに制限。第3戦マレーシアではドライ5セット/ウエット6セット、長距離レースではドライ6セット/ウエット7セットとなる。ウエットタイヤは2026年から1セット削減となる。
決勝レース中はタイヤ交換義務が発生し、ドライタイヤは大会に持ち込んだすべてのコンパウンドを大会期間中に使用しなければならない。なおウエットの交換義務は検討中とされている。なおタイヤのワンメイク化にともなうスポーティングレギュレーションの変更点は、詳細が決まり次第公表される。2027年のオフィシャルタイヤサプライヤーのテストは、第4戦富士の決勝翌日となる8月3日(月)からスタートする。
ブリヂストンのモータースポーツ推進部門を担当する内田達也部門長は「このたびGTアソシエイションさんから相談があり、我々としてしっかり日本のモータースポーツを支えていきたいと考えておりましたが、その頂点のひとつであるスーパーGT GT500クラスという大きな柱をサポートさせていただきくことになりました」と語った。
「我々としては光栄に思っておりますし、GT500クラスがますます盛り上がるように注目いただきたいと思いますし、各チームがいろんな作戦を採ると思っています。我々としてもタイヤに注目していただけるように一緒に盛り上げていきたいと思います」
また、GT300を担当するダンロップを代表して、住友ゴム工業の取締役常務執行役員である津崎正浩タイヤ事業本部長は「来シーズンからGT300のオフィシャルタイヤサプライヤーとして頑張って参ります。このような素晴らしい機会をいただけましたこと、GTアソシエイションの関係者の皆さま、チームの皆さま、ドライバー、ファンの皆さまに心から感謝申し上げます」とコメントした。
「モータースポーツは挑戦の舞台です。ダンロップは、さらなる挑戦をしていき、挑戦するする皆さまを全力でサポートしていきます。GT300の全車の足元を担当する重責を担うためにしっかりと準備をし、安全で公正な競技環境を提供していきたいと思います」
[オートスポーツweb 2026年08月02日]
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