【MotoGP】クアルタラロ、オランダ決勝でもPP活かせず10位「グリップが全く無い。ウエットで走ってるみたいだった」

　ヤマハのファビオ・クアルタラロはMotoGPオランダGPでポールポジションから10位と苦戦。序盤はグリップが全く無かったと語っている。

　クアルタラロは予選では今季4度目のポールポジションを獲得。しかしスプリントレースではポジションを下げ、4番手を争っている最中に転倒で終えるという厳しい結果だった。

　決勝はヤマハの創立70周年特別カラーのマシンとレーススーツで臨んだが、スタートでライバルに先行を許してしまうと、その後はフェルミン・アルデゲル（グレシーニ）の転倒を避けるためにコースオフ……一時は13番手にまでポジションを下げた。

　なんとかその後挽回を進め、10位でフィニッシュしたクアルタラロ。決勝レースを振り返り次のように苦しい状況を語った。

「1周目は全くもって壊滅的だった。全くグリップが無かったんだ」

　クアルタラロはそう語る。

「フェルミン・アルデゲルの転倒で、僕は芝生に飛び出すしかなくて、8～9秒はロスしてしまったと思う。しかも、誰かの後ろを走っているとオーバーテイクが不可能なんだ。それが全てだった」

「スタートは良くなかったよ。でも、悪くもなかった。それに結局のところ大した問題じゃない。どうせ追い抜かれてしまっていただろうからね」

「序盤の数周はウエットコンディションで乗っているみたいだった。フェルミンのクラッシュがかなり近くて、僕は芝に出るしか無かったんだ。それでレースは完全に台無しになってしまったんだ」

Comments

[イチロー]

ヤマハはまだ、レースペースが良くないなあ。
予選はいいんだけど。
レースペースも良くなるようもっと頑張ってほしい。

[lip********]

タイヤは自由にしてくれないかな？
ミシュランも怪しすぎるしな。