レーシングポイントの2020年型F1マシン『RP20』のデザインが、2019年型メルセデスW10に酷似しているとして、ライバルチームから批判的な声が上がっている。
プレシーズンテスト初日19日にスペイン・バルセロナで走り出した『RP20』は、ノーズ形状など、昨年F1タイトルを獲得したメルセデスW10と似たデザインの部分があったため、波紋が広がった。しかも『RP20』で走ったセルジオ・ペレスは、この日、メルセデスのふたりに続く3番手タイムをマーク、2番手のボッタスとの差はわずか0.062秒差だった。
メルセデス&ハミルトンが盤石のスタート。フェラーリは11番手も「問題なし」/F1バルセロナテスト1日目
Auto Motor und Sportは、ライバルチームの一部が「RP20はW10の完全なるコピーだ」として批判していると伝えた。
レーシングポイントのテクニカルボスであるアンディ・グリーンは、パワーユニットサプライヤーであるメルセデスとの提携の下、規則で許可されたいくつかのパーツの提供を受けていると明かした。また、メルセデスの風洞で作業を行っている関係で、昨年型と似た方向性をとることを選んだとも述べている。
「昨年5月からメルセデスの風洞で作業を行っている。そのため、たとえば、レッドブルと同じマシンを作るよりも、彼らのコンセプトに従う方が理にかなっている。メルセデスのすべてのツールとテスト手順がそのコンセプトに合わせられているからだ」とグリーンはAuto Motor und Sportに対してコメントした。
「そうすることによって成功する場合もあるし、成功しなければ1年を失うことになる。だがこの方向性を選ばない場合のマイナス面の方がはるかに大きいと思った」
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