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30歳目前、欲しかったのは「屋根が開く」非日常。MINIコンバーチブルが、私の憧れと現実を繋いだワケ【黒木美珠の輸入車デビューへの道】

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30歳目前、欲しかったのは「屋根が開く」非日常。MINIコンバーチブルが、私の憧れと現実を繋いだワケ【黒木美珠の輸入車デビューへの道】

現実的に手に入れられそうな輸入車オープン

筆者(黒木美珠)は、30歳を迎えたら憧れの輸入車を手に入れたいという夢を持っています。本連載では、その夢に向けてさまざまなモデルに触れ、その魅力を確かめながら、「心を奪われる一台」と出会うまでの道のりを綴っています。第9回となる今回は、オープンカーへの強い憧れから再び向き合うことになった「MINIクーパー コンバーチブル S」を取り上げます。

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オープンカーに恋をした。辿り着いた答えは「MINIコンバーチブル」でした

今回の輸入車探しの旅は、私の強いリクエストで実現しました。実は、連載2回目でもMINIを取り上げていたのですが、今回あえて再び選んだのには理由があります。それは、「私がオープンカーに猛烈に惹かれてしまったから」です。

今年の初夏、とある撮影でポルシェ911タルガ4 GTS、そしてマセラティ・グランカブリオ・トロフェオに続けて乗る機会に恵まれました。どちらも言わずもがなの“開けられるルーフ”を備えたオープンモデルです。

小学生の頃、祖母が「最後の遊びのクルマだ」といってホンダS2000を買ってきたことがありました。あのとき初めて助手席に乗せてもらった胸の高鳴りは、今でも鮮明に覚えています。原体験というものは、時が経つほど美しく誇張されがちで、あの瞬間を超えるときめきはもう味わえないのではないか、そんな思いさえありました。
しかし今回ばかりは違いました。胸の内側から湧き上がるように、「オープンカーがほしい!」という衝動が燃え上がっていくのをはっきり感じたのです。
もっとオープンを体験したい。現実的に手に入れられるかもしれない輸入車オープンはないだろうか。そんなことを考えながら候補を探していたとき、ふと「MINIがあるじゃないか」と思い至りました。

オープンで走る喜びを、もっと身近に。MINIコンバーチブルという選択肢

今回試乗したのはMINIクーパー コンバーチブル Sです。街中で、たまに屋根を開けて走っている姿を見かけたことはないでしょうか。そもそもMINIは、走っているだけで独特の存在感があって目を引きますが、コンバーチブルとなるとその印象はさらに強烈です。私が初めて見たのは高校生か大学生の頃。「えっ、MINIに開けられるモデルがあるの!?」と驚き、走り去るまで目で追っていたのをよく覚えています。

前回の連載でも取り上げたMINIは同じ“S”グレードでしたので、走行性能や内装の基本的な印象は近しいものがあります。しかし今回は“屋根が開く”というだけで、走り方の選択肢が大きく広がっています。

コンパクトでも実用的。MINIコンバーチブルのサイズ感と使い勝手

ここからは、車両の基本スペックを簡単にご紹介します。全長3880mm、全幅1745mm、全高1435mm、車両重量は1410kg。エンジンは直列4気筒・2.0Lで、乗車定員は4名。最小回転半径は5.2mと、街中での取り回しの良さも魅力のひとつです。

エクステリアは、アイコニックな丸型LEDヘッドライトに、新デザインのバンパー、そして空力性能を意識したフロントグリルが組み合わされています。世代が変わっても、ひと目で「MINIだ」とわかるこのデザイン性は、やはり唯一無二だと感じます。

インテリアは、円形のセンター・ディスプレイが象徴的な空間です。最新のMINIオペレーティング・システム9を搭載し、7つの“MINIエクスペリエンス・モード”によって、気分に合わせて画面デザインや走行モードを自由に切り替えることができます。まるでクルマを“着せ替える”ような感覚で楽しめるのが特徴です。

シートは、白を基調としたレザーフリー素材。質感が美しく、サポート性に優れているため長距離ドライブでも快適に過ごせそうです。MINIらしい遊び心と、新しい時代のインテリアの在り方がバランスよく融合した空間だと感じました。

オープン操作も手軽で開放感も抜群

ルーフはソフトトップ素材で、上から覗き込むとブラック生地に薄いグレーでユニオンジャックが描かれています。控えめでありながらしっかり“らしさ”が光るこの遊び心に、「うん、これぞMINIだよね」と思わず頷いてしまいました。

そして何より感心したのが、オープン操作の手軽さです。「電動3-in-1ルーフ」は、運転席と助手席の天井付近にあるスイッチを引き続けるだけで自動開閉が可能。信号待ちの間に“少しだけ開ける”、“小雨が降ってきたから閉じる”といった操作も難なく行えます。オープンカーというと構造が複雑で扱いにくいイメージがありますが、その心配はまったくありません。

さらに、走行中でも時速30km/hまでは開閉操作が可能で、その動作時間も約20秒と短めです。「ちょっと開けたい」という気分の変化にすぐ応えてくれる軽快さがあります。

また、全開にしなくても風を感じたい、そんなときはサンルーフ・モードが活躍します。最大40cmまで開口でき、心地よい日差しを取り込みながらのドライブも楽しめます。

さらに嬉しいのが、4人乗車でも狭さを感じにくいこと。国産オープンカーは2シーターが多く、全高が低いこともあって私の身長だと乗り降りが大変だったり、クラッチ操作で膝がハンドルに当たってしまうこともありました。
その点、MINIコンバーチブルはほどよい全高が確保されており、後席も思った以上にゆとりがあります。見た目はコンパクトなのに、中に入ると快適に過ごせる。この“ギャップの良さ”がとても気に入りました。

中古車も選択肢に入れるといっそう実現度が増す

オープンとMINIのゴーカートライクな独特の走りが組み合わされることで、いつもの道が一つのアクティビティやアトラクションの様にすら感じることができました。

輸入車デビューを考えるうえで、やはり気になるのはお値段です。今回取材したMINI ミニクーパー コンバーチブル Sの車両本体価格は514万円(税込)。さらにオプション装備が54万8000円加わり、合計で568万8000円となります。


ボディカラーは有料色の¥コッパー・グレー」(8万2千円)。MINIといえば明るくポップなカラーを選びたくなるところですが、あえて落ち着いたトーンを選ぶと、ぐっと“大人の遊び心”が際立ちます。このコッパー・グレーもまさにそんな一色で、控えめながら個性があり、とても魅力的だと感じました。

そして、中古車を視野に入れると一気に現実味が増してきます。筆者が調べたところ、3~5年落ち・数万km走行の個体であれば、中古価格は200万円台半ばから見つけることができました。「え、こんなに選択肢があるの!?」と驚いたほどです。
これはもう、かなり手が届きそうですし、普段使いの“街乗りカー”としても、週末の“遊びのクルマ”としても、どちらの役割も兼ねてくれるモデルだと強く感じました。オープンカーというと敷居が高いイメージがありますが、MINIはそのイメージをやさしく覆してくれる一台です。

【5段階評価】
美しさ:⭐⭐
個性:⭐⭐⭐⭐⭐
デザイン:⭐⭐⭐⭐
サイズ感:⭐⭐⭐⭐
価格:⭐⭐⭐⭐⭐
走り:⭐⭐⭐⭐

購入可能性は……80%。
MINIは中古車市場でも選択肢が豊富で、年式や走行距離、装備条件を考慮すれば、購入の現実味はぐっと高まります。「輸入車のオープンカーに乗りたい」という衝動に対して、最も現実的な一台だと感じています。さらに、MINIならではの独自の個性とかわいらしさは、乗れば乗るほど愛着が深まっていきそうです。デザインだけでなく“キャラクター”として向き合えるクルマだからこそ、日常に寄り添いながら、自分らしい相棒になってくれる予感がします。

「輸入車デビューへの道」は、まだまだ続きます。
今回は、憧れが再燃したオープンカーの世界に触れ、MINIコンバーチブルが持つ“気軽に楽しめるオープン”という魅力を再認識する回になりました。

【画像41枚】黒木美珠さんと希少なコンパクトオープンモデル「MINIコンバーチブル」の詳細を見る

文:LEVOLANT 黒木美珠
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みんなのコメント

1件
  • なおきだがね。
    ミニコンバーチブルが欲しいと思い始めてもう何年経つだろう。試乗キャンペーンに申し込み近くのディーラーへ行くと「前にもいらっしゃいましたよね」と言われる始末。だって踏ん切れないんだもの。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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