現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 次に乗り替えるなら、この1台かな──20代のクルマ好きが熱弁!【旧車好き編】

ここから本文です

次に乗り替えるなら、この1台かな──20代のクルマ好きが熱弁!【旧車好き編】

掲載 更新 1
次に乗り替えるなら、この1台かな──20代のクルマ好きが熱弁!【旧車好き編】

ジェネレーションZのクルマ選びがおもしろい!幼少時からインターネットがあってあたりまえだったから、1950年代の名車も、2021年のニューモデルも、同じようにフラットに情報をインプットしてきた。Z世代の2人の有名人と旧車好きの2人の無名人に、次に買いたいクルマを語ってもらった。

サステイナブルな素材も、かなり使われている!──BMW i3

期待以上の完成度──新型マセラティMC20試乗記

佐々木穂高さんは、2年前に自動車メーカーにデザイナーとして入社した。現在の愛車は、1967年型のMG MGB GTと2006年型のアウディA4アバント。

「MGB GTは、去年の3月にイギリスから個人輸入して登録しました。MGBは運転そのものの楽しさを味わわせてくれるクルマで、アウディはどこにでも連れていってくれるクルマという役割分担ですね」
佐々木さんが自動車デザイナーを志したきっかけは、1950年代に"未来のクルマ"と称されたシトロエンDSだったという。

「理想主義的なメカニズムを、見たこともない形にまとめた点に感銘を受けました」

そしていま気になるのは、BMW i3。

「歴史ある自動車メーカーであるBMWが次の時代に向けて出したステイトメント。歴史に残る1台になると思うんです」

古典となったMGB GTと、前衛的なBMW i3。この2台を収めたガレージは、さながらミニマルな自動車博物館だ。

BMW i32013年にデビューしたBMWのEV。発電専用のエンジンを積むレンジ・エクステンダー仕様もラインナップ。改良が続けられ、最新型は大容量リチウムイオン電池を搭載。

SPEC 全長×全幅×全高:4020×1775×1550mm
ホイールベース:2570mm 車両重量:1300kg
最高出力:170ps/5200rpm
最大トルク:250Nm/100~4800rpm
乗車定員:4名 価格:499万円~(税込)

佐々木穂高の現在の愛車は……MG MGB GT1962年に登場したオープン2シーターのMGBは、60年代を代表するスポーツカー。MGBを2+2クーペにアレンジして65年に発表されたのがMGB GT。後席の広さは子ども用だけれど、大きなテールゲートを備えた荷室は実用的で、グランドツーリングにも使える。

AMGのエンジン音やみつきになるよ──Mercedes-AMG E63

福島県在住の会社員、山田翔汰さんはマニアの間では型式から「W123」と呼ばれるメルセデス・ベンツ280E(1984年型)に乗っている。

「誕生日が12月3日なのでW123がいいかも、と(笑)。でも乗ってみたらめっちゃ気に入りました。ファブリックのシートのふわふわした掛け心地や雰囲気のあるデザインなど、ちょいちょい壊れますけど、手を入れるほど愛着が増します」

そしていま、山田さんが気になって仕方がないというのがメルセデスAMGのE63だ。

「メルセデスAMGのC43クーペに乗ったときにぶっ飛んで、3ℓであれだけスゴいのにE63の4ℓV8ツインターボはどんな猛獣なのか、と。一番過激な「RACE」モードは別名〝ドリフトモード〟と呼ばれているらしく、これも試してみたいですね」

山田さんが一番好きな道は、福島県の浄土平。「あのアップダウンの激しい峠道を、E63で走るのがいまの夢です」。

Mercedes-AMG E63 S 4MATIC+「最強のEクラス」と呼ばれるメルセデスAMGのE63が、フェイスリフトを含む小変更を受けて日本に上陸。エンジンの最高出力などは変わらないものの、シャシー全般を見直し、快適性と敏捷性をさらに引き上げた。

SPEC 全長×全幅×全高:4980×1905×1460mm
ホイールベース:2940mm 車両重量:2060kg
エンジン排気量:3982cc
最高出力:612ps/5750~6500rpm
最大トルク:850Nm/2500~4500rpm
乗車定員:5名 価格:1867万円~(税込)

山田翔汰の現在の愛車は……Mercedes-Benz 280E1984年型の1台。2019年に購入してレストアをしてから約9000km走行しているそう。まだ部分的にも各部リフレッシュは必要な個体で、納車後の故障はよくあるとのこと。「修理にお金はかかりますが、愛着はどんどん増していく一方です(笑)」。

Photos 土屋 航 Ko Tsuchiya(Mercedes-AMG E63)
Styling Nonoka
Hair&Make-up Tomoe@NOMAD
Words サトータケシ Takeshi Sato

関連タグ

こんな記事も読まれています

開発テーマは原点回帰──トヨタ ランドクルーザー 250が発売|TOYOTA
開発テーマは原点回帰──トヨタ ランドクルーザー 250が発売|TOYOTA
OPENERS
自動車業界に相次ぐ不祥事……日産が約30億円不当減額!! 公取委が下請法違反で勧告
自動車業界に相次ぐ不祥事……日産が約30億円不当減額!! 公取委が下請法違反で勧告
ベストカーWeb
隣のレーンなら空きがあるのに周回できない! EVを充電したあと休憩できない! 「SA・PA」頼むから改善してくれませんポイント5つ
隣のレーンなら空きがあるのに周回できない! EVを充電したあと休憩できない! 「SA・PA」頼むから改善してくれませんポイント5つ
WEB CARTOP
5年ぶりF1中国GPが復活! FP1はストロール最速。角田裕毅12番手……スプリント開催もコース炎上の珍トラブルも発生
5年ぶりF1中国GPが復活! FP1はストロール最速。角田裕毅12番手……スプリント開催もコース炎上の珍トラブルも発生
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ランクル250」正式発売! 15年ぶりに全面刷新! 従来プラドから何が変わった? 角目・丸目設定で520万円から
トヨタ新型「ランクル250」正式発売! 15年ぶりに全面刷新! 従来プラドから何が変わった? 角目・丸目設定で520万円から
くるまのニュース
バイク未来総研によるリセールプライスランキングで「カワサキ・ELIMINATOR」が初の首位を獲得!
バイク未来総研によるリセールプライスランキングで「カワサキ・ELIMINATOR」が初の首位を獲得!
バイクブロス
レクサス、新型GXの国内導入の概要を発表。100台限定のローンチモデル「GX550 ”OVERTRAIL+”」の抽選注文受付を開始
レクサス、新型GXの国内導入の概要を発表。100台限定のローンチモデル「GX550 ”OVERTRAIL+”」の抽選注文受付を開始
月刊自家用車WEB
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
motorsport.com 日本版
ヘッドライトが自動で点灯! 「オートライト機能」は、夕暮れ時の事故を防ぐ“切り札”になれるでしょうか?
ヘッドライトが自動で点灯! 「オートライト機能」は、夕暮れ時の事故を防ぐ“切り札”になれるでしょうか?
Merkmal
新型レクサスGX、1000万円超で発売開始!──GQ新着カー
新型レクサスGX、1000万円超で発売開始!──GQ新着カー
GQ JAPAN
レクサス「GX550」を2024年秋より通常販売。これに先立ち、6月上旬より「GX550 オーバートレイル+」を抽選で100台限定販売
レクサス「GX550」を2024年秋より通常販売。これに先立ち、6月上旬より「GX550 オーバートレイル+」を抽選で100台限定販売
Webモーターマガジン
レクサス、ランクル250と兄弟車のGXを発表。初回は100台を販売
レクサス、ランクル250と兄弟車のGXを発表。初回は100台を販売
driver@web
ホンダ新型「SUV」世界初公開! 未来感スゴい新型「P7」登場! 24年末以降に中国で発売へ
ホンダ新型「SUV」世界初公開! 未来感スゴい新型「P7」登場! 24年末以降に中国で発売へ
くるまのニュース
初心者向け安全運転スクール! スズキが「U30スズキセイフティスクール」の開催日程を発表
初心者向け安全運転スクール! スズキが「U30スズキセイフティスクール」の開催日程を発表
バイクのニュース
カローラクロス対抗馬完成!? 欧州で新型キャシュカイ堂々発進 日本導入はマジであるのか
カローラクロス対抗馬完成!? 欧州で新型キャシュカイ堂々発進 日本導入はマジであるのか
ベストカーWeb
アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
レスポンス
整備事業者に新展開!! オートバックスカーズのフランチャイズ加盟店を募集! 事業拡大で期待できることとは?
整備事業者に新展開!! オートバックスカーズのフランチャイズ加盟店を募集! 事業拡大で期待できることとは?
ベストカーWeb
ボッタス、ザウバーの”ピット作業問題”の解決はまだまだ先と示唆「できればイモラまでに」
ボッタス、ザウバーの”ピット作業問題”の解決はまだまだ先と示唆「できればイモラまでに」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

1件
  • 無名人ってちょっと…
    記事の内容はいいんですが、せめて一般人とかにしたらいいと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村