トヨタは2025年6月11日、ハリアーを一部改良するとともに特別仕様車を設定し、同日より発売した。価格は371万300円~626万100円。
■トヨタセーフティセンスをアップグレード
今回の一部改良で、トヨタセーフティセンス(TSS)が最新世代のものへと進化した。従来モデルではプリクラッシュセーフティは昼夜の歩行者、昼間の自転車運転者までの対応だったが、最新世代になり、夜間の自転車、昼間の自動二輪車まで検知範囲を広げた。さらに交差点右左折時の横断自転車運転者や、出会い頭の車両、自動二輪車検出も行うようになった。
また、安全運転をさりげなくサポートするプロアクティブドライビングアシスト(PDA)を追加。これは先行車やカーブ、右左折時、歩行者・自転車運転者・駐車車両に対して減速・操舵支援をするもので、車線内を走行しているときの常時操舵支援も行う。
このほか、車線逸脱機能を備えたレーンディパーチャーアラート(LDA)や、ブラインドスポットモニター(BSM)に降車時に後ろから近づく車両を検知して危険を知らせる安心降車アシストも追加している。
■人気の装備を標準装備
今までZ(PHEV)、Zレザーパッケージにしか装備されていなかったステアリングヒーターやシートヒーター(運転席・助手席)、そしてオプション設定だった寒冷地仕様を全グレードで標準化。さらにZ(PHEV)、Zレザーパッケージには、おくだけ充電とデジタルキーを標準装備とした。
今回の一部改良でラインアップも変更している。これまでガソリン車にベースグレードとして設定されていたSグレード(FF)が廃止となり、PHEVにはZに加え、求めやすいGグレードが追加された。
■艶あり黒パーツで上質感を演出する特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」
特別仕様車として新設定の「ナイトシェード」は、ハイブリッド車のZ レザーパッケージおよびZをベースに、ブラックパーツの外装で上質感を演出する。
具体的には、PHEVにのみ採用されていた艶あり黒塗装のフロントロアグリル、フロント/リヤバンパーロア、サイド下部のロッカーモールを取り入れている。
ほかにも、プロジェクター式LEDヘッドライト(ダーク仕様/ブラックレフ)、フロントアッパーグリル(ブラックメタリック塗装)、車名エンブレム・カーボンニュートラルバッジ(ブラック塗装)、225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(ブラック塗装)を採用するなど、あらゆるパーツをブラック化して引き締まった印象に仕立てた。
インテリアに変更はなく、外観のブラックパーツによる上質感のある世界観に呼応する黒内装色のみを設定する。
[バリエーションと価格]*は特別仕様車
〈FF・2.5Lハイブリッド・6速CVT〉
Z レザーパッケージ ナイトシェード*…519万900円
Z レザーパッケージ…509万800円
Z ナイトシェード*…487万800円
Z…477万700円
G…430万1000円
〈FF・2Lガソリン・10速CVT〉
Z レザーパッケージ…450万100円
Z…418万円
G…371万300円
〈4WD・2.5Lプラグインハイブリッド・6速CVT〉
Z…626万100円
G…547万300円
〈4WD・2.5Lハイブリッド・6速CVT〉
Z レザーパッケージ ナイトシェード*…541万900円
Z レザーパッケージ…531万800円
Z ナイトシェード*…509万800円
Z…499万700円
G…452万1000円
〈4WD・2Lガソリン・10速CVT〉
Z レザーパッケージ…470万300円
Z…438万200円
G…391万500円
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
特別仕様車ナイトシェードもよくあるブラックバージョンだし‥。
RAV4がフルモデルチェンジを公開したばっかりなので、尚更古く感じます。
日本専売になる?次期モデルに期待しましょう。