本線は止まってる…? しかしランプは進んでる!
国土交通省とNEXCO東日本、NEXCO中日本は2026年7月22日、「第35回 東京外環トンネル施工等検討委員会」を開催し、建設中の外環道「関越~東名」区間における各工区の工事状況を報告しました。
【画像で見る】これが外環道「関越―東名」の進捗です!(地図/写真)
ほぼ全線が地下40mより深い「大深度地下」を貫く外環道の東京都内区間。2020年に調布市内で発生した陥没事故の影響で、本線トンネルを掘削するシールドマシン4台のうち2台は停止したままですが、それ以外の工事が進められてきました。
2026年3月1日から6月30日までの4か月間で最も掘進したのは、大泉JCT(練馬区)から東名JCT(世田谷区)方面へ向かう本線トンネル(北行)です。直径16.1mのシールドマシンが約580m進み、総掘進延長は約5540mに達しました。現在は東京都杉並区善福寺2丁目の地下にいます。
一方、大泉側から掘進しているもう1本の本線トンネル(南行)は、2026年1月26日から掘進を一時停止しています。これは、1月20日にシールドマシンのカッター部を回転させる「大ギヤ」付近から異音が確認され、点検の結果、大ギヤの一部に変状が見つかったためです。
委員会での報告によると、この変状は2024年4月に発生した、シールドマシン前面のカッターと地中壁鋼材との接触が原因と推定されています。この接触により、カッターを支えるベアリングに設計を上回る荷重が局所的にかかり、微細な欠けが発生。その後の長距離掘進に伴い、損傷が徐々に拡大した可能性があるとのことです。
現在、損傷したベアリングの仮復旧作業は完了しており、今後は新たに製作した部材への交換作業が進められる計画です。なお、掘進停止中もチャンバー内の圧力管理や地表面の変位計測は継続されており、異常がないことが確認されています。
この南行トンネルのシールドマシンは現在、練馬区関町南1丁目「青梅街道」の真下で止まっています。なお、本線シールド4本の“ゴール”はそれぞれ、武蔵野市内の「井の頭通り」直下です。ここで大泉側・東名側からのシールドトンネル2本とつながる計画となっています。
このほか、地上と地下の本線をつなぐ中央JCT(三鷹市)と東名JCTのランプウェイを建設するシールドトンネル工事も進捗しています。各工区の状況は以下の通りです(進捗はいずれも3月1日~6月30日)。
●中央JCT南側Bランプ(三鷹市北野~中原)
・工事内容:シールド機外径 約12m、延長 約1080m
・進捗:約262m掘進(セグメント571リングまで完了)
●中央JCT南側Fランプ(三鷹市北野~中原)
・工事内容:シールド機外径 約12m、延長 約720m
・進捗:約125m掘進(掘進済延長328m、セグメント199リングまで完了)
●東名JCT Aランプ(世田谷区大蔵~成城)
・工事内容:シールド機外径 13.95m、延長 約1470m
・進捗:約147m掘進(掘進済延長 約1228m、セグメント767リングまで完了)
なお、ランプトンネルは全部で9本ありますが、大泉JCTのFランプ、中央JCT北側のHランプ・Aランプ、東名JCTのHランプは掘進を完了。東名JCTではAランプ・Hランプと本線トンネルとの接続部をつくる「地中拡幅」工事も行われています。「青梅街道IC」と地下をつなぐ2本については、地上の用地も確保できておらず手つかずの状態です。
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みんなのコメント
その他の情報はどうでもええわ。
中央道の高井戸入り口だけでも開通してくれれば