控えめなクラシックシューズこそ落ち着いた大人の着こなしに相応しい。
ジョージ・クルーニーは決してスニーカー好きとはいえない。彼の姿を目にするときはたいてい、イタリア製レザーのオックスフォードシューズかスエードのローファーを履いている。だから、彼がスニーカー姿を見せるときは、何か特別な日なのだとわかる。
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ニューヨークで、クルーニーはブロードウェイでのデビュー作となる舞台『グッドナイト&グッドラック』のキャストやスタッフとソフトボールをする姿がキャッチされた。2005年に自ら監督・出演した映画作品の舞台版である。
投球中、クルーニーはアディダスのスニーカーを履いていた。素人目には「サンバ OG」や、もしかしたら「ガゼル」にさえ見えるかもしれないが、実はスニーカーヘッズの世界ではもう少し通好みのシルエットだ。彼が履いていたのは、最高の男の足もとを飾るのに相応しい「ロッド・レーバー」である。
アディダス「ロッド・レーバー」とは
このシューズは、静かな名品ともいうべきものだ。元プロテニスプレーヤーのロッド・レーバーとのコラボレーションで作られたこのスニーカーは、彼の1965年から69年までの世界ランキング1位という偉業を記念して1970年に登場した。それから丸55年経った今でも、そのデザインはほとんど変わっていない。アッパーは相変わらずクリーンなルックのレザーで覆われ、フロントにあしらわれたスエードのパネルが傷や擦れを防いでいる。
もちろん、ミッドソールにあらゆる最新技術を注入してこのクラシックを現代化することだってできただろう。しかし、アディダスは昔ながらのスタイルを踏襲し、今もこれをラバーのブロックから作り上げている。ヒール周りには彼の名を冠した特別なロゴが入り、タンにはロッド・レーバーの肖像画が描かれたものもある。
「ロッド・レーバー」は、ハイプに関心のない人にこそお勧めしたいシューズだ。2010年のアンディフィーテッドや2023年のKITHとのコレクションなど、ここ数年スニーカー界はメガコラボが続いているが、「ロッド・レーバー」は入手するために何時間も行列に並んだり、とんでもない転売価格を支払って手に入れるようなものではない。落ち着きと自信に満ちた大人のための、頼りになる静かな一足なのだ。
要するに、ジョージ・クルーニーのような男にはまさにぴったりというわけだ。彼の履いていた特定のカラーコンビネーションはもう存在しないが、今すぐ手に入れられる類似アイテムはたくさんある。急ぐ必要はないので、好きなものをゆっくりと検討しよう。
From British GQ
By Adam Cheung
Translated and Adapted by Yuzuru Todayama
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