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実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは

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実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは

台湾人ライダー向けスクールを開催

 皆さんこんにちは。モータースポーツ総合エンターテイナーを勝手に名乗っている濱原颯道です。

予約殺到で抽選になるほど人気のある“習い事”「ホンダ・モーターサイクリスト・スクール」で味わった充実感!

 今回は僕が最近よく行く台湾から逆に選手達を招いて、日本国内でスクールを開いた時のお話です。

 まず最初に説明したい事があるのですが、台湾はスクーターレースが昔からかなり盛んでしたが、最近ではミドルクラス級のミッション車でのレースも流行り出しています。

 しかし、実際流行り出したのはここ数年での話。各ショップがスクーターレースで培った、マシンを早くする技術は世界的に見てもかなり進んでいて、みんなエンジンをいじってaRacerというフルコンを組んで、ブレーキやサスを変えて、スプロケットやチェーンを520から415にコンバートするなど、それらだけはマストでやらないとと言った感じです。

 そのノリでミッション車もすぐにフルチューンしてしまうので、ライダーの技量を上げてタイムを出すというより、マシンのパワーをアップさせてタイムを稼ぐ風潮があります。

 ノーマルのカタログスペックが45馬力のバイクを、すぐに70馬力くらいにしてしまうんです。なのでパワーに技量が追い付いていない選手もちらほらいます。

 そのため、僕が昨年から台湾に通い出し、実際にサーキットレコードを塗り替えて、「僕の体重でもこんなにタイムが出せるんだから、みんなももっとスキルを向上させないとダメだよ」と言い続けていました。

 そして最近の台湾では「桶川スポーツランドに行くと速くなれる」みたいな話になっていて、みんなそう言うなら、まずは台湾人を桶川スポーツランドに連れて来るのがいいかもな?と思った事が、このスクール開催のきっかけ。

 今回は台湾人の中でクシタニのツナギを使っている選手のみを集めて開催することになりました。

 発起人は僕と、僕が台湾でめちゃくちゃお世話になっている、クシタニ台南店スタッフのDanny。クシタニを買ってくれたユーザーに、リーズナブルな価格でスクールをしてあげて、台湾の技量の底上げをしたいよねと2人で話しをしていたんです。

 実際に僕が台湾に行って、現地のサーキットで思ったのは「レストランが併設されてて良いなぁ」、「洋式トイレばかりで羨ましい」。

「Uberも届く」、「コースも1周800mくらいで、程よく難しい」、「何より冬も暖かいので、練習しまくれる」など、かなりポジティブな意見ばかりでした。

台湾人ライダーから見た桶川スポーツランド

 一方で、台湾の選手達は「コースが危ない」、「練習にならない」、「路面が悪い」、「だから台湾人は速くなれない」、「冬は寒すぎ(18度)」みたいに、言い訳をする人が多々。そんな意見を聞くたびに、毎回「甘えた事言ってんじゃないよ」と、言っちゃっています(笑)

 なので実際、台湾の選手達が桶川スポーツランドに来たら「道中砂利道なの?」、「駐車エリアも砂利の部分がある」。「路面はもっとロードコースみたいな感じかと思ってた」と、ショックを受けていた様子。

 僕は7歳の頃から通っているので、それが普通でしたが、隣の芝は青く見える人達にとっては、良い衝撃だったかなと思います。

 ちなみにこの環境は桶川スポーツランドが特別なわけではなく、日本の他のカートコースも同じような環境の場所は多々あります。

 彼らが日本に到着してから、友人の加須のスパイラルエッジこと、今泉七瀬さんに成田空港へ迎えに行ってもらい、その後は彼らを筑波サーキットに連れて来てもらい、テイストオブツクバを観戦。

「なんでこんな古いバイクでレースをしているの?新しいバイクもたくさん売っているのに」と言う意見を聞いて、古い物に興味を持たない台湾人にとって、テイストオブツクバもかなり衝撃的なレースだったかと思います。

 夜は横浜でご飯を食べて翌日は横浜の赤レンガ倉庫近辺にある、クシタニの横浜店に行きました。

 今回の参加者は観光にも買い物にも興味がない人達でしたが、クシタニのアイテムが欲しいから、たくさん買いたいみたいな感じで話していたので、僕が「速くなることにお金を使いなさい」とアドバイスをしておきました。

 その後は埼玉に向かい、実際にスクールで使うバイクのメンテナンスをしたり、次の日の支度をしたりと、なんだかんだバタバタした1日。

 ちなみにスクールで使ったバイクは、台湾ではなかなか乗る事ができない、ホンダ「CBR250RR」です。

 日本だとこのバイクがトレーニングバイクの主流となりつつありますが、台湾では関税の関係で、めちゃくちゃ高額なので、走っている姿を見る事はほとんどありません。

 いかがでしたか?今回は、スクールを開催するに至った経緯、そして台湾にはどんな考え方の選手達が多いのかをお伝えしたかったので、こんな感じの内容となりました!

 次は実際にスクール開催時の話を書きたいと思います!今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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みんなのコメント

1件
  • hab********
    台湾はスクーターレースが熱いことは聴いているが、ロードレースも人気がで始めてるのね。健全な方向に進むよう?ご指導お願いします。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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