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SUVの王者「メルセデス・ベンツGLS」が7年ぶりのフルモデルチェンジ。マイルドハイブリッド車も設定

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SUVの王者「メルセデス・ベンツGLS」が7年ぶりのフルモデルチェンジ。マイルドハイブリッド車も設定

2020年3月23日、メルセデス・ベンツ日本はフラッグシップSUVであるGLSのフルモデルチェンジを発表・発売した。グレード展開はGLS400d 4マティック(1263万円)とGLS580 4マティックスポーツ(1669万円)のふたつとなる。

48Vマイルドハイブリッド搭載車もラインアップ
「GLクラス」として2012年に欧米で発表されたメルセデス・ベンツのフラッグシップSUVは、2016年のビッグマイナーチェンジを機に「GLS」へと名称を変更。5mを超える全長やSクラスのようなラグジュアリーな快適装備を採用、さらに当時の同ブランドとしては珍しい3列シートを備えるモデルとしても人気を博した。そのGLSが、デビューからおよそ8年ぶりの刷新である。

【くるま問答】トヨタ2000GTのサイドにある四角い部分には、いったい何が入っているのか?

新型のボディサイズは全長5207×全幅1956×全高1823mmとかなり大柄であるが、この数値は従来モデル(5130×1935×1850mm)と大きくかわっていない。全長が77mm長くなっているものの、これはホイールベースを従来より60mm延長させたことに対応したもので、これにより居住空間とラゲッジスペース容量を拡大してきた。

2列目シートは電動シートスライド機能を備え、後端にセットすればレッグルームを87mm拡大できるだけでなく乗降性も向上させられる。とくに標準装備の3列目シートは、なんと身長194cmの乗員まで対応する本格的なものだというから驚きだ。

また、ラゲッジルーム容量は3列目シート使用時でさえ470L(VDA方式)とされ、2列目/3列目シートを倒すと最大2400Lにまで拡大する。スイッチひとつでリアの車高を約50mmさげて、ラゲッジルームへのアクセスを楽にできるという工夫も凝らされている。

エクステリアは近年のメルセデス・ベンツデザインに則ったもので、全体的にキャラクターラインを減らして曲面で構成することにより存在感と質実剛健な印象を与えるデザインとなっている。なかでも直立するかのような8角形の大型なラジエーターグリルや、ボンネットの2本のパワードーム、リアゲート中央部からテールランプへとつながるショルダー部が力強さやSUVとしての存在感を表現している。

インテリアはラグジュアリー性とSUVらしさを融合させたデザイン。ダッシュボードにある12.3インチのふたつのディスプレイを1枚のガラスカバーでつなぐことで、ドアパネルまで流れるような先進性を、そして大きなグラブハンドルや4つに水平に並んだ四角いエアベントは、メルセデス・ベンツのSUVらしさを表現しているという。

このほかにも、Sクラスと同等の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」や、「ハイ、メルセデス」から始まる対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を標準装備。さらに各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明などのシステムを統合的にコントロールする「エナジャイジング コンフォート」を全車標準装備。オプションのGarmin製スマートウォッチと組み合わせることで、ドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データも活用し、ドライバーをサポートする高度なアルゴリズムも持ち合わせている。

パワートレーンは2種類ラインアップされ、GLS400d 4マティックには330ps/700Nmを発生する3L直6ディーゼルターボを採用。ハイグレードのGLS580 4マティックスポーツには、48V電気システムによるマイルドハイブリッドシステムISGを組み合わせた4L V8ツインターボエンジンを採用する。エンジン単体で489ps/700Nmを、エンジンと9速ATの間に配置されたモーターは22ps/250Nmを発生する。また回生ブレーキにって発電した電気エネルギーを約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電、エンジンを低速回転時にアシストする。

足まわりには「ADS PLUS(アダプティブダンピングシステム プラス)」を採用したエアマティックサスペンションを標準装備する。路面や走行の状態に応じて減衰特性をリアルタイムで連続可変させるもの。さらに GLS580 4マティックスポーツには「E-ACTIVE BODY CONTROL」を採用。ハイドロニューマチック装置により前後/左右へのGが発生している時(加速やカーブ時)、不整路走行時などに車体をコントロールしてくれる。さまざまな状況での走行安定性を高めてくれる。

車両価格はGLS400d 4マティックで1263万円、GLS580 4マティックスポーツで1669万円となる。

メルセデス・ベンツ GLS400d 4マティック 主要諸元
●全長×全幅×全高=5207(5213)×1956(2030)×1823mm
●ホイールベース=3135mm
●車両重量=未発表
●エンジン= 直6 ディーゼルターボ
●総排気量=2925cc
●最高出力=330ps/3600−4200rpm
●最大トルク=700Nm/1200−3200rpm
●駆動方式=4WD
●トランスミッション=9速AT
※欧州仕様値/()内はオプションのAMGライン装着時

[ アルバム : メルセデス・ベンツ 新型GLS はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

2件
  • いつからメルセデスは「SUVの王者」になったんだ?

    この記事鵜呑みにする人いるんだろうなぁ。
  • デカイだけでダサい車
    アルファードみたい
    いつ王者になったのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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