カワサキインドネシアから、150ccクラスのデュアルパーパス「KLX150」シリーズの新たな刺客、2027年モデル「KLX150 XPL」が発表された。タフな空冷エンジンに、現代的な丸目LEDやスクリーンを装備。その全貌に迫る!
まとめ:ヨ(オートバイ編集部)
▶▶▶写真はこちら|カワサキ「KLX150 XPL」の全貌(画像10枚)
まさかの“アドベンチャー”化! 丸目LEDと大型スクリーンが個性的
早くも登場したカワサキインドネシアの2027年モデル、その名も「KLX150 XPL」。キャッチコピーは“Rugged Dual-Purpose for Exploring(探索のためのタフなデュアルパーパス”だ。
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最大の特徴は、そのフロントマスクにある。従来のオフロード車らしい鋭いメーターバイザーではなく、「丸型LEDヘッドライト」およびツーリングでの防風効果を高める「大型ウインドシールド」を標準装備している。そのほか、ナックルガードやエンジン下のアンダーガード、ヒールグリップ部分のフレームガードなどはKLX150 SEに準じた装備だ。
これにより、競技系の匂いがしていたオフロードバイクから、アドベンチャースタイルへと変貌を遂げている。車名にある“XPL”は、”エクスプローラー(探索者)”を意味するものだろうか。
信頼の空冷144ccユニットは“キャブ車”を継続
パワーユニットには、定評のある144cc空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載。最高出力は12PS(8.6kW)/8000rpm、最大トルクは1.2kg-m(11.3Nm)/6,500rpmを発揮する。
特筆すべきは、燃料供給装置にケーヒン製NCV24キャブレターを採用している点だろう。現代において、新車のキャブ車が選べるのはインドネシア市場ならではの魅力。始動方式もセルフスターター&キックの併用タイプとなっており、タフな環境下での信頼性を確保するとともに、バッテリー上がりの不安を解消している。
足まわりも妥協なし。21インチ&18インチの本格派
車体構成も本格的だ。フレームはスチール製のペリメータータイプを採用し、フロントにはφ35mm倒立フォーク、リアにはプリロード調整可能なユニトラックサスペンションを装備。ホイールサイズはフロント21インチ/リア18インチとフルサイズ仕様。最低地上高は295mmを確保しており、ホイールトラベルは前185mm/後192mmと、本格的なオフロード走行も十分にこなせるスペックを誇る。車重は燃料等を含んだ状態で121kgと軽量だ。
ブレーキはペータルディスクを採用しており、フロントはΦ240mmディスク+2ピストンキャリパー、リアはΦ190mmディスク+シングルピストンキャリパーを装備する。
現地の価格とカラーバリエーション
カラーリングは、カワサキのアイデンティティである「ライムグリーン×エボニー」の1色のみ。気になるジャカルタでの販売価格は、4480万ルピア(日本円換算約40万2000円・6/11現在)となっている。
カワサキインドネシアのラインナップには、この他にもW230やメグロS1、エリミネーター(500)、さらには電動モデルのNinja e-1など多彩なモデルが並んでいる。KLX150 XPLの日本への導入は可能性が低そうだが、この「丸目アドベンチャー仕様」のKLXは、カスタムの参考としても大いに注目を集めそうだ。
カワサキ「KLX150 XPL」インドネシア2027年モデルの主なスペック
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