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BMWモトラッド「F900XR」新登場 ミドルクラスにも展開する「XR」とは?

■兄モデルより軽量スリムな車体でフレンドリーなキャラクター

 毎年5月、イタリアのコモ湖畔に立つ豪奢なホテルで開催される「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」。ビンテージカー、モーターサイクルが集うヨーロッパ有数のコンクール・デ・レガンスにおいて、BMWは「ノーヴェ・チェント(イタリア語で900の意味)」というコンセプトモデルを発表しました。

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 それこそ2019年にイタリア、ミラノショーで発表されたBMW Motorrad(以下、BMW)の新しいF900XRの原型であり、アルメリアの太陽の下、目の前で輝いているバイクそのものです。

 アイコニックなヘッドライトユニットには新たにコーナリングランプが追加され、フルLEDとしてキリッとした顔つきを演出し、くちばしのように伸びたノーズはXR共通の意匠です。そこから連なるフェアリング、さらに快適装備として、手動で簡単に高さを調整できるフロントスクリーンも当たり前のようにそこに居ます。

 ライダー目線からのボディをスリムに仕上げているにもかかわらず、燃料タンクサイドの印象的なラジエタートリムは、外観にアドベンチャーバイクらしい存在感を与えます。同時に、このトリムは整流効果も持ち、ライディング環境を快適に整えます。

 新型「F900XR」は、2020年のモデルチェンジで2代目へと進化した「S1000XR」とともに、このセグメントで幅広いユーザーに“スポーツクロスオーバー”を提唱するつもりのようです。

 BMWの考える「XR」とは、アドベンチャーバイクのジャンルに属しながらも、アドベンチャーバイクが持つオフロード性能の代わりにオンロードの市街地、高速道路、ワインディングなど、ツーリングで現れるあらゆる舗装路面をスポーティに走破するパッケージだ、としています。

 F900XRはネイキッドモデルの「F900R」とフレーム、パワーユニットを共用しています。搭載するパワーユニットは、270度位相のクランクから不等間隔爆発でVツインのようなサウンドとパワー特性を持つ並列2気筒エンジンです。

 ツーリングとスポーティさをうまくバランスさせるため、ライディングポジションは快適さも加味し、F900Rと比べてアップライトなものへと変更されています。数値で見ると、ステップ位置は45mm下がり、45mm前進、ハンドルバーのグリップ位置は30mm高く、18mmライダーに近づいています。

 また、シート高はF900R比で10mm高い825mmとなっています。ローダウンサスペンション仕様やハイシートの選択を含め、F900XRにはシート高775mmから870mmまで、全6タイプが用意されるとのこと。これはシート高にうるさい日本市場でも優位に働くのではないでしょうか。国内仕様も825mmが標準となっています。

 ちなみに、身長183cmの筆者(松井勉)が跨がってみると、フレームやタンク後部がしっかり絞られ、足を地面へまっすぐ下ろせるため、実際の足つき性は数値よりも良好に感じます。

 シート幅を絞った部分がある、この方が、シートを薄くして数値的にシート高を下げるより格段に足つき感が向上することが知られています。もちろん、フレームなど骨格から幅を狭めないとならないため、シート厚だけで良好な足つき感を達成するのが難しいのですが、このバイクはその点で高い機能性を持っています。

 また、他のBMWのモデルが続々と採用する6.5インチのTFTカラーモニターが見せる表現力、情報力、スマートフォンとのコネクティビティも良好です。グリップ左部分にあるマルチコントローラーから直感的にスクロール、選択ができるインタフェイスも、一度慣れてしまうと離れられないものになります。

 シャーシの特徴は、サスペンションストロークをフロントに170mm、リアに172mm与え、タイヤはフロントに120/70ZR17、リアに180/55ZR17をフィットさせています。

 BMWのエンジニアによると、OEMタイヤはミシュラン、ブリヂストン、ダンロップだと言います。この日のテスト車はミシュラン「ロード5GT」を履いていました。

 ブレーキまわりはフロントに直径320mmのディスクとラジアルマウントの対向4ピストンキャリパー、リアには直径265mmのディスクプレートとシングルピストンフローティングキャリパーを組み合わせます。

 電子制御面でも最新のものを多く搭載し、操りやすさ、雨やドライでも滑りやすい埃っぽい道などでも安心して楽しめるように仕立てられているのも特徴です。

 さて、BMWの2020年新作「F900XR」はどんな走りをするのでしょうか? 試乗の模様はあらためてお伝えします。

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