マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームのリザーブドライバーを務めるレオナルド・フォルナローリは、ドライバー育成プログラムの一環として、アメリカのオースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で5月27日(火)、28日(水)の2日間にわたってTPC(Testing of Previous Cars/旧型車を用いたテスト)に参加した。
F1第5戦カナダGPに帯同したフォルナローリは、グランプリ終了後にそのままオースティンへ移動し、自身3度目となるTPCに臨んだ。マクラーレンの発表によると、今回フォルナローリがドライブしたマシンはマクラーレンの2023年型マシン『MCL60』で、2日間で77周(425km)を走ったということだ。テスト初日は気温、湿度ともに高く時折雨も降ったが、走行に影響はなかった。2日目は気温が下がり、フォルナローリは初日とは違うコンディションでF1マシンの理解を深めた。
マクラーレンのリザーブ、フォルナローリが2023年型車でテスト「F1マシンへの理解をさらに深めることができた」
また今回のTPCの走行プランに関しては、ロングランとショートラン、グリッドでのスタート手順、フォーメーションラップの練習などを組み合わせたものだということだ。
TPCに参加したフォルナローリは、次のようにコメントした。
「F1マシンを運転するのはいつも素晴らしい経験だ。またMCL60に乗る機会を与えてくれたマクラーレンに感謝している」
「マシンにもチームにも、より馴染むことができている。走行プランは前回のシルバーストーンでのテストよりもステップアップしていた。スタート練習も何度か行い、セッション中にF1マシンを運転するために必要なものをより深く理解できた。DDPプログラムのみんなが、こうしたテストを通して常にサポートと後押しをしてくれている」
「COTAを走るのは今回が初めてだった。本当に楽しかったし、F1マシンに乗る次の機会を楽しみにしている。それまでは、モナコGPに向けてシミュレーターでF1チームをサポートする」
フォルナローリは昨年12月にマクラーレンのドライバー育成プログラムに加入した。2024年にFIA F3、2025年にFIA F2と、フォルナローリは参戦1年でF1の下位カテゴリーでタイトルを獲得している。現在マクラーレンF1のステアリングを握るオスカー・ピアストリや、かつてマクラーレンの育成ドライバーだったガブリエル・ボルトレート(アウディ・レボリュートF1チーム)らも同様のタイトル獲得実績を持っており、フォルナローリも彼らに続いてF1に参戦するためにTPCを通じてF1マシンでの経験を重ねているところだ。
[オートスポーツweb 2026年06月01日]
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