MotoGP第8戦アラゴンGPのスプリントレースをリタイアで終えたジョアン・ミル(ホンダ)は、原因となった接触相手のジャック・ミラー(プラマック)に対するペナルティが甘いと主張した。
ミルはアラゴンGPでは予選Q2に直接進出を決めたものの、グリッドは11番手止まりだった。とはいえレースに向けて期待感を覗かせていたが、ミルのスプリントはわずか2周で終わってしまった。
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ターン10でミラーがオーバーテイクを仕掛けてきた際に接触があり、ミルが転倒してしまったためだ。一方でミラーはレースを継続。このインシデントによってロングラップペナルティが科されたものの、14位でフィニッシュしている。
ミルはスプリントレース後、単に運が悪かったというわけではないと語った。また、ミラーへのペナルティは甘いとも主張した。
「今日はタイムを稼ぐのが難しかったよ。それ以上に、初日から2日目にかけて、他のライダーと同じくらい前進できていなかったことが問題だった」
ミルはそう語る。
「加速やグリップ、コーナー出口などで、完全に解決できていない問題が露呈してしまった。予選ではできるだけのことをしようとしていたんだけどね」
「あの位置からのスタートだと、1周目からトップを狙っていくようなライダーが後ろにたくさん控えていることは分かっている。そして、今日はまさにそれが起きたんだ」
「運が悪いとかじゃない。こうしたポジションや、後ろからのスタート自体が適切なモノじゃないんだ。もちろん全力を尽くしているけどね。ジャックの動きは完全にコントロールを失っていた。ターン10へのブレーキングで追い抜こうとしてきたけど、僕と接触して、僕はグラベルへ突っ込むことになった。彼もコースを外れ、大きくポジションを落としている」
「僕のレースは台無しにされてしまった。運営は彼にロングラップペナルティを科したけど、それはそれだ。判断はそれぞれだからね。でも僕からしてみれば、あの動きにはもう少し厳しいペナルティが必要だったと思う」
「最悪のインシデントだ。以前もあったけど、その時はミラーも転んでいた。でも今回はもっと酷い。彼は僕を転ばせたのに、あっちは転んでいないんだ。最悪だよ」
なおミルはホンダのパフォーマンスについては、決勝で7位は可能かもしれないと語っている。
「ここはグリップがかなり低いせいか、チャタリング(振動)が全然出ないんだ。今朝(FP2)はグリップが良くなっていたけど、問題になるほどじゃなかった」
「全体的に考えると、明日は7位までは可能だと思うけど、様々なことが上手くいく必要がある。後方は凄くごちゃついているからね」
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みんなのコメント
それくらいにいろんなストレスか溜まった状態であること容易に想像出来ます。
本来の状態に戻り、良い成績を取れるよう願っています。