新型BMW4シリーズ・グランクーペに高性能バージョンの「M440i xドライブ」を設定

BMWが新型4シリーズ・グランクーペにMパフォーマンスモデルの「M440i xドライブ・グランクーペ」をラインアップ。パワーユニットには3リットル直6 Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載

　BMWジャパンは2021年7月16日、第2世代となる新型4シリーズ・グランクーペにMパフォーマンスモデルの「M440i xドライブ・グランクーペ」を設定し、同日より発売した。車両価格は1005万円に設定。ユーザーへの納車は本年9月以降を予定している。

　BMW M社が開発する高性能バージョンのMモデルには、2つのカテゴリーが存在する。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイパフォーマンスモデルで、もう1つはサーキットで培われた技術を取り入れて走行性能を高めたMパフォーマンスモデルである。今回発表されたM440i xドライブ・グランクーペは、Mパフォーマンスモデルに位置づけられる1台だ。

　エクステリアに関しては、前記事で紹介した新型4シリーズ・グランクーペのスポーティかつエレガントな4ドアクーペデザインをベースに、Mパフォーマンスモデルの専用色となるセリウムグレーをキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、サイドミラーキャップ、テールパイプに採用することで独自の存在感と個性を演出。また、後端にはMリアスポイラーを組み込んで空力特性を向上させる。さらに、アダプティブLEDヘッドライトやBMWレーザーライト、オートマチックテールゲートオペレーションを標準で装備。足もとには、前8.5J×19／後9.0J×19 Mライトアロイホイール ダブルスポーク・スタイリング861Mバイカラー＋前245/40R19／後255/40R19タイヤを装着した。

　内包するインテリアは、10.25インチのワイドコントロールディスプレイ（タッチパネル機構付）や12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルのほか、BMWヘッドアップディスプレイ、マルチファンクションMスポーツレザーステアリング（シフトパドル付）、センサテックフィニッシュ・ダッシュボード、“M440i”ロゴ入りメーターなどを標準装備。アルミニウムテトラゴントリム／パールクロームハイライトやMアンソラジットルーフライニングなども設定する。また、ヴァーネスカレザー表皮のMスポーツシートには電動調整式ランバーサポートを内蔵した。一方、安全・運転支援システムの面ではアクティブクルーズコントロール等を含むドライビング・アシスト・プロフェッショナルや高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」、最新のBMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナルに加えて、パーキング・アシスト・プラスを標準で採用している。

　パワートレインについては、2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン（最高出力387ps/5800rpm、最大トルク500Nm/1800～5000rpm）に、専用セッティングの電子油圧制御式8速スポーツATを搭載。駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用する。また、アダプティブMサスペンションやMスポーツディファレンシャル、大径Mスポーツブレーキなどを組み込んで、より正確なハンドリングとダイナミックな走りを実現した。

Comments

最近本当にBMWは魅力がなくなった。
グランクーペをやたら出しているが、スタイルがどんどん悪くなっている。

BMWの直6エンジンはクランクが歪みやすい駄作。
だから値落ちが激しく価値が無い。