F1イギリスGPでは、決勝レースのスターティンググリッドを決めるために、歴史上初めてスプリント予選レースが行なわれた。このスプリント予選レースを制したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで、フェルスタッペンは日曜日に行なわれる決勝レースのポールポジションを手にすることになった。
金曜日の予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンが最速タイムを記録。スプリント予選レースをポールポジションからスタートした。しかし、スタートではフェルスタッペンが鋭い加速を見せて首位のポジションを奪うと、そのまま17周を走り切った。
■フェルスタッペン、スプリント予選は完勝もトップスピードは不足気味「決勝は良い戦いになるかも」
ハミルトンもなんとか食らいつき、一瞬の隙を突こうと狙ったがそれは叶わなかった。
なおこのスプリント予選レースを勝利したフェルスタッペンは、ドライバーズランキングで3ポイントを加算。ハミルトンに対するリードをまた広げることになった。
今回のスプリント予選レースから得られるポジティブなモノがあったかどうか尋ねられると、次のように語った。
「フィニッシュできて良かったし、明日もまた戦うよ。でも、彼らはレースでとても強い。彼は僕のことをどんどん引き離していった。彼を捕まえるために、僕にできることは何もなかった。だから僕らは、なんとかして先頭に立つ必要があるんだ」
「レッドブルは、エンジンの面で素晴らしい仕事をした。彼らのスタートは、今年本当に素晴らしい。一方、僕らはスタート時のパフォーマンスを落としてしまった。ポジションを失うのは決して素晴らしいことではないから、その点を改善するためにもう少し努力する必要がある」
しかしハミルトンは、スプリント予選レースを行なうフォーマットについては気に入ったようだ。
「ファンの皆さんが、どう注目したのかは分からない。金曜日に予選を行なうことは、とても楽しかったという点で、今週末は素晴らしかったと思う。ずっと楽しいよ」
そうハミルトンは語った。
「最もエキサイティングな形のレースだったかどうかは分からない。でも、週末を楽しくする方法であると思う。将来的には、別の形になるかもしれないが、今後はもっとそういう方向にしていく必要があると思う。そうすれば、週末がもっと楽しくなると思う」
ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスは、スプリント予選レースでソフトタイヤを履いた4人のドライバーのうちのひとりだった。チームはソフトタイヤのグリップ力を活かし、フェルスタッペンの前に出ることを狙ったのだが、それは叶わず……3番手でフィニッシュすることになった。
「僕らは、何か違うことをしようとした。確かに目標は、スタートもしくは1周目に、彼(フェルスタッペン)を捕まえることだった」
そうボッタスは語った。
「でも、それは叶わなかった。彼も良いスタートを切ったと思う。ターン1では少しブロックされたことで勢いを活かせなかったが、それでも僕らは挑戦してみた。そして最終的には、ブリスターができたものの、ソフトタイヤを最後までもたせることができた」
「今日の結果は、決勝に向けて簡単ではないということを示していると思う。そして、気候が少しでも暖かくなれば、より多くの問題が発生する可能性がある。もし何かが起きるのであれば、少なくとも僕らはそれを間違いなく認識していて、それに対処することができると思う」
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