MotoGPで今シーズン新たにマルク・マルケスとチームメイトとなったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が、新体制での戦い、そしてマルケスとの関係について語った。
マルケスは昨年ドゥカティ陣営のグレシーニに加入した後、すぐに速さを発揮してみせ、当時プラマック所属だったホルヘ・マルティンとのドゥカティ昇格争いを制し、バニャイヤのチームメイトに収まった。
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ドゥカティがマルケスを起用する決断を下してからほぼ1年が経ったが、マルケスは開幕から連戦連勝。第4戦終了時点でランキング首位に立っている。
バニャイヤはそれを追いかける立場となっているが、この状態について「ドゥカティが作り出そうとしていたのは、この状況だったと思う」とTNT Sportsに語っている。
「昨年、僕らはタイトルを失ったけど、それは僕のミスによるものだった。最速のバイクに乗って、スプリントと合わせて18勝を挙げても世界タイトルを逃したというのは、説明するのがちょっと難しいことだ」
「勝利を常に争っていた僕がタイトルを失った。リードしていたり、トップを争っているときになんども問題が起きたり転倒してしまったせいでね」
「受け入れるには長い時間が必要なことだ。でも僕はそこから改善しようとしているんだ。あの2024年の後、またチャンピオンシップを勝つために、反撃する事が重要だ」
とはいえ、マルケスが序盤戦で見せた強さを考えると、タイトル奪還はなかなか難しい目標だろう。それはバニャイヤも理解している。
「今シーズンが難しく、タフなシーズンになるだろうということは分かっている。マルクとの戦いになるのだからね」
「だけどもし勝つことができれば、それは最高だろう」
なおマルケスとバニャイヤがチームメイトになると決まった時から、二人の関係は緊張感のあるものになるのではないかと言われていた。バニャイヤは、マルケスを仇敵と据えるMotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシを師匠としているためだ。
しかし今のところ、ふたりの関係は良好そのもの。バニャイヤもマルケスとの関係は素晴らしいものと語った。
「僕らはチームとしていい仕事をしている。レースウィークの間、どうやって改善していくかを常に話しているんだ。マルクは状況やチームの戦略に完全に適応しているし、ガレージ内での雰囲気も素晴らしいよ」
「こういった形の方がいいね。マルクのようなあまり話していなかったライダーと話す機会を持てるのは素晴らしいし、僕達の関係がとても良いモノになりえると分かったのも良いことだ」
「彼のような話す機会のなかったライダーと出会えたことは、素晴らしい」
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みんなのコメント
ロッシがやったから、マルクとバニャイアのチームは当然ギスギスするというのは、もう誹謗中傷の類いだと思う。今はチーム内?同一メーカー内でマシンのテレメトリーは共有されているから、衝立なんて前時代的な事をしても意味がない。
速いライダーの情報を活かして自分の走り、バイクを改善する時代、仲違いするよりはメリットが大きい。