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ホンダのコンパクトSUV「WR-V」一部改良から3か月 なぜ人気? ホンダ・ディーラーに寄せられる反響とは

掲載 更新 71
ホンダのコンパクトSUV「WR-V」一部改良から3か月 なぜ人気? ホンダ・ディーラーに寄せられる反響とは

ホンダのコンパクトSUV「WR-V」の実力は?販売店にはどのような反響がある?

 2025年3月7日、ホンダはコンパクトSUV「WR-V」の一部改良モデルを発売しました。

【画像】250万円以下から用意される人気SUVホンダ「WR-V」を写真で見る(23枚)

 これに対して、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 WR-Vはクラストップレベルの荷室空間で注目され、2024年3月の初登場以来、約1年で3万9000台を受注した実績を持つモデルです。

 ボディサイズは全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmで、ホイールベースは2650mmです。

 デザイン面では、分厚いロングノーズとスクエアなフロントグリル、厚みのあるボディ造形によって、安心感と力強さを併せ持った外観に仕上げられました。

 前後のライトにはLEDが採用され、ワイド感も演出されています。

 さらに、インテリアは水平基調でまとめられ、スイッチ類を中央に集約することで操作性を高めています。

 7インチTFT液晶メーターや後席ベンチレーションも全タイプに標準装備され、快適性にも配慮されています。

 荷室容量は、クラストップレベルの458リッターを確保しています。

 床下収納やフラットな壁面形状により、サイズのある荷物の出し入れもスムーズです。

 加えて、最低地上高は195mmとされ、街乗りはもちろん段差や未舗装路にも対応可能な設定となっています。

 パワートレインは1.5リッターDOHC i-VTECエンジンにCVTを組み合わせ、「フィット」をベースとしたシャシーと最適化されたサスペンションにより、リニアな操縦性と直進安定性を確保しています。

 先進安全装備も充実しており、「Honda SENSING」を全車に標準装備。

 他にも、さまざまな運転支援機能が用意されており、運転に不慣れな場合でも安心です。

 ボディカラーには、「イルミナスレッド・メタリック」「プラチナホワイト・パール」「メテオロイドグレー・メタリック」等の全5色が設定されています。

 また、WR-Vには3つのグレードが設定されています。

 ベースグレードの「X」は価格重視、ミドルグレードの「Z」は装備バランスに優れた主力グレード、最上級の「Z+」は上質な内装となっています。

 さらに、スポーティな印象を強化したいユーザーにむけ、2025年4月24日には無限(MUGEN)製のカスタムパーツも発売されました。

 テールゲートスポイラーやフロントグリルガーニッシュ、18インチアルミホイール等が設定され、WR-Vの外観に迫力と個性を加えます。

 いずれのパーツも全国のMUGEN取扱店で購入が可能です。

ホンダ販売店に寄せられるさまざまな声

 それでは、今回の改良によってどのようなポイントが変わったのでしょうか。

 まず、「Z」と「Z+」にインパネ下部とリアドアのソフトパッドが追加されました。

 「Z+」にはフルプライムスムースシート(ブラウン)を採用し、上質な座り心地が実現されました。

 また、「Z」以上のグレードに新色「オブシダンブルー・パール」が加わっています。

 そして注目されるのが、内外装をブラック基調で仕上げた特別仕様車であるBLACK STYLEです。

 クリスタルブラックのパーツ類やブラックステッチ、ピアノブラックのガーニッシュなどが採用され、引き締まった印象が特徴です。

※ ※ ※

 こうした進化を遂げたWR-Vに対して、販売店ではどのような声が挙がっているのでしょうか。

 関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「数多くのお問い合わせをいただいております。4月以降も継続して試乗や受注のご相談が増加しており、SUVの中でも注目度の高さを感じております。

 在庫はございますが、特に『Z BLACK STYLE』に人気が常時集中しており、カラーによっては納期が延びる可能性もあるため、早めのご予約をおすすめしております。

 『四角いデザインが新鮮で展示を見て気に入った』『価格に対して内装の質感と標準装備がしっかりしていて、コスパ面で魅力的』『かさばる荷物があるとき、積み下ろしがしやすくて実用的』といったお声をいただくことが印象的です」

 また、関西圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「30代から50代の方を中心に、多くのお問い合わせをいただいております。

 実際に、トヨタ「ライズ」等のSUVから乗り換えられるお客様もいらっしゃいます。

 また、『ステップワゴンからの乗り換えで、子供もあまり乗せなくなったからサイズ感がちょうどいい』『サイズ感が過剰でなく、Honda SENSING標準搭載で安心感がある』という評価で、タフな見た目や機能面を好評いただいております。

 実際にすでに乗られている方も『山道でも揺れが少ないから酔わなくていい』『後席空間がゆったりしているから、急に乗員が増えても困らない』という声もあり、室内空間の広さと安定した乗り心地に関してお声をいただくことも印象的です」

※ ※ ※

 質感の向上と個性的なスタイルを併せ持った2025年モデルのWR-Vは、今後も幅広い層の関心を集めそうです。

 なお、WR-Vの販売価格は、Zが税込239万8000円、Z BLACK STYLEが税込248万3800円、Z+ BLACK STYLEが税込258万600円となっています。(Peacock Blue K.K.)

文:VAGUE Peacock Blue K.K.
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みんなのコメント

71件
  • へなさん
    最近よく見るが安っぽさが無いのが良い。
    四駆が欲しい。
  • shu********
    これに四駆仕様があったらなお良いね。

    手頃でコンパクトで本当にちょうどいい車。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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