ハイウエイドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、東北自動車道・佐野SA(上り)のグルメを紹介しよう。
200以上のお店がひしめくラーメン激戦の街、栃木県佐野市
東北道を南下して、東京への入口手前となる川口JCT(ジャンクション)まで約1時間。ちょうど東京へのドライブの休憩ポイントにぴったりなのが佐野SA(上り)です。また、北側には北関東道があり、南側に圏央道という東西に向かう支線もあり、交通の要衝とも言える場所。
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そんな栃木県佐野市で有名なのが「ラーメン」です。市内には200を超えるラーメン店がひしめき、味を競っています。激戦区ですから、当然その味のレベルも高いというもの。そのため、佐野SA(上り)では、昔からグルメ関係はフードコートだけでなくおみやげとしても、「佐野ラーメン」が圧倒的な人気を誇っているそうです。
ちなみに、典型的な「佐野ラーメン」は、青竹で打った、ちぢれた多加水麺を使います。麺の中の気泡が多いため、ゆで上がるまでの時間が短く、腰も強いとか。スープは透明感のあるさっぱり味が中心。毎日のように食べるから、あまりこってりしていないそうです。ただし、200以上あるお店が全部、同じな味なわけがありません。基本のスタイルが存在しつつも、個性を楽しむのが「佐野ラーメン」の正しい味わい方なのでしょう。
SAならではの「佐野ラーメン」の個性とは
では、そんな佐野SA(上り)のフードコートで提供される「佐野ラーメン」(690円)は、どんなものなのでしょうか? ちなみに佐野SA(上り)は、2020年7月にリニューアル工事を行っており、そのタイミングで味も一新しているとか。つまり、最新バージョンの味にアップデートしているというわけですね。
とはいえ、出てきた「佐野ラーメン」(690円)の見た目は、透明なスープにちぢれ麺という、超定番のスタイルです。具材も、チャーシュー2枚にナルト、メンマ、ホウレンソウというシンプルなもの。しかし、ふわりと漂う香りはカツオブシ! 魚介系の出汁を使った醤油ラーメンになっていました。
つるりとした麺とスープのからみも十分。あっさりしつつもコクは十分。そして噛み応えのある麺に、どんどんと食が進みます。ドがつくほど定番な具材、メンマなども大満足の美味しさ。奇をてらわない王道的なラーメンです。食べやすいから、毎日でもいただけますし、量もたくさん食べられそうです。だいぶ以前に食べた「佐野ラーメン」の記憶を上回る美味しさです。最新のラーメンが最高のラーメンということでしょう。リピーターになるのも納得ですね。
がっつり、お肉を食べたい人に
佐野に来たからといって、いつもいつもラーメンでは、ちょっと飽きてしまうという人もいるでしょう。そんな人にはレストランの「牛ステーキ丼」(1480円)がオススメです。こちらも昨年のリニューアルから加えられたという新メニューです。「那須方面からの旅行などの帰りにお寄りになる若い方たちをイメージしています。なるべくカジュアルに食べていただこうと考えました」とは佐野SA(上り)の支配人さん。
ドンブリのご飯の上に、たっぷりの牛のステーキ肉とカボチャやズッキーニ、トマト、タマネギなど季節の野菜がちりばめられています。ちょっと贅沢な気分で、お肉をヘルシーにいただくことができるメニューというわけです。ビックリしたのは、お肉の柔らかさ。ニンニクもたっぷり効いていますから、旅行やゴルフなどで疲れた人にもおすすめです。「肉を思う存分に食った!」という満足感が味わえますよ。
東京へ帰る前に、美味しさで心とお腹を満たす。そんなことができるからこそ、佐野SA(上り)が休憩ポイントとして大人気なのでしょう。(文と写真:鈴木ケンイチ)
■東北道・佐野SA(上り)
●営業時間
「フードコート」 24時間
「レストラン」 11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
※この記事は、コロナ禍での外出を推奨するものではありません。出かけられる状況になったら本記事を参考に、ぜひ楽しいドライブルートを引いてみてください(Webモーターマガジン編集部)。
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