FIA F2第6戦バルセロナのフィーチャーレースが行なわれ、アービッド・リンドブラッド(カンポス)がポールトゥウィンを果たした。
予選の結果ポールポジションとなったのはリンドブラッド、プレマのセバスチャン・モントーヤが2番手だ。前日のスプリントレースでは5番手に浮上したものの、展開が味方せずノーポイントだった宮田莉朋(ARTグランプリ)は14番手からのスタートだ。
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スタート時の気温は25度、路面温度は30度というコンディションで、タイヤ交換義務のある37周のレースがスタート。リンドブラッドが順調にホールショットを奪った。宮田はポジションを上げて11番手でオープニングラップを終えた。
宮田はソフトタイヤを履いていることもあり、2周目のターン1でさらにオーバーテイクを成功させるなど積極的な走りを見せて8番手までポジションを上げた。
トップのリンドブラッドはファステストペースでモントーヤにすぐさま2秒ほどのリードを築くと、その後もハイペースで周回を重ねた。
9周目ごろから、ソフトタイヤでスタートした上位陣のピットストップが始まっていく。首位のリンドブラッドは13周目までピットストップを遅らせ、順当にピットストップを済ませた中でトップを維持した。
宮田はソフトタイヤでスタートした中で最もピットストップを遅らせ、首位を走行。17周目にピットに向かうと16番手でコースに復帰した。ピットストップを済ませた中では8番手だ。
これでトップに立ったのはハードタイヤでスタートしたジャック・クロフォード(DAMS)。2番手のアレックス・ダン(ローディン)を従え、タイヤマネジメントをしながらレースを進めた。
宮田は前をゆくルーク・ブラウニング(ハイテック)にオーバーテイクを仕掛けたが、イン側のブラウニングに押し出されるようにターン4でコースオフ。なんとかレースに戻れたものの、大きくタイムロスすることになった。ブラウニングはこの接触の影響か、ピットに飛び込んだが、後にこの件で10秒のタイムペナルティが科せられた。
残り15周を切り、ハードタイヤでスタートしたマシンもピットへ向かい始める。中でも早めにピットに入ってソフトタイヤを履いたクロフォードは、宮田の後ろでコースに復帰。タイヤの違いを活かしてすぐさま宮田を交わした。
26周目にダンがピットインし、リンドブラッドがレースリーダーに復帰。この時点で2番手モントーヤとの差は3.5秒だが、リンドブラッドは少しずつその差を広げていった。
宮田はリバース戦略のマシンやチームメイトのヴィクトー・マルタンスに交わされ11番手に後退。しかしデグラデーションに苦しみペースが落ちたマシンを抜き、入賞圏内でレースを進めた。
残り4周、リンドブラッドが盤石の体制を築く中、2番手を争うモントーヤとリチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)にクロフォードが追いつき、表彰台争いに加わった。
クロフォードは2台を抜いて2位も狙える速さがあったが、グラベルに飛び出してしまったマシンがあり、残り2周でセーフティカー(SC)出動。そのままレースはフィニッシュとなった。
優勝はリンドブラッド。2位はモントーヤ、3位フェルシュホーという表彰台となった。フェルシュホーはSCに助けられスプリントレースで大逆転優勝を飾ったが、フィーチャーレースもSCが追い風となり、表彰台最後の一席を守った。
クロフォードはタイヤの違いを活かす最後のチャンスをSCで無くし、4位フィニッシュ。ダンは5位となったが、黄旗時の違反の疑いでレース後の審議対象となっている。
宮田はチームメイトのマルタンスを抜き返そうとしている中でSCが出動し、9位フィニッシュとなった。
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みんなのコメント
さぁカナダから行くよ!
残念だけど日本人にはF1は無理みたいだ。肝心要なところでミスする、あとは性格が優しすぎるんだろう。