8月30日、2026年MotoGP第13戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝レースがモーターランド・アラゴンで行われ、ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは14位、ジョアン・ミルは12位でフィニッシュした。
予選とスプリントが行われた2日目から一夜明け、青空の下で迎えた決勝日。午前中のウォームアップ走行ではミルが11番手、スプリントで転倒のあったマリーニは6番手タイムを記録し、好感触を得て決勝前最後の走行を終えた。23周の決勝レースは気温31度、路面温度51度、定刻どおりにウォームアップラップが開始され、タイヤは全車が前後ともにミディアムを選択した。
M.マルケスが今季4勝目。ベッツェッキとの一騎打ちを制し、3年連続ダブルウイン飾る/第13戦アラゴンGP
ミルは15番グリッドからスタートを迎え、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)をかわして2周目に突入する。6周目にはヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が第6戦決勝での接触を理由に科されたペナルティを消化し、ミルは13番手に浮上。前方を走行していたフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)ら3台が転倒などで後退し、ミルは一気に10番手までポジションを上げた。
しかし13周目を迎えると、序盤からポジションを争うエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)に先行を許して11番手に後退。なんとか順位を守りたいミルだったが、19周目にはビンダーにパスされてしまう。その後はアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)の猛追を受けるがポジションを死守してレースを終え、トップ10圏内を争う集団のなかで攻防戦を展開したミルは12位を獲得した。
一方マリーニは、順位をふたつ上げた16番手でオープニングラップを終了する。先行車両の後退などにより、12番手までポジションを上げて折り返しを迎えた。10番手を争う集団のなかで先行車両を追いつつ、リンスからポジションを守っていたマリーニだったが、リンスら2台にオーバーテイクを許して14番手に後退。15周目にはトプラク・ラズガットリオグル(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)にもパスされる事態となったが、ポジションを奪還した。最後はザルコの猛追を退けて14位を手にし、連続入賞記録を更新した。
ジョアン・ミル(決勝:12位)
「これまでの週末の流れを考えると完走できたことは良かったが、今日の結果には物足りなさも残った。とはいえ、理想どおりの結果ではなかったとしても最後まで走り切り、少しでも自信を深めることが重要だった。金曜日から改善に向けてチームと懸命に取り組み、プラスとなる要素をいくつか見つけることができた。昨年のアラゴンでの結果を踏まえると、今年はもっと良い結果になることを期待していたが、だからこそ次戦からはフィーリングを向上させることに注力し、シーズン終盤をチームとともに楽しめるようにしたい」
ルカ・マリーニ(決勝:14位)
「今週末の収穫は、予選に向けたセットアップにおいて一歩前進できたことだ。残念ながらQ1でミスをしてしまい、本来いるべき位置よりも後方からのスタートとなってしまった。レースペースに関しては、いつものようにトップ6前後のライダーたちとかなり拮抗しており、今回のセットアップの進歩によって僕たちのポテンシャルをより活かせるようになることを期待している。幸いなことに体調は概ね良好で、レース中の制約もごくわずかなものだった。次のミサノ戦が楽しみだ。地元のファンの前で、より標準的なグランプリウイークを過ごせることを願っている」
[オートスポーツweb 2026年08月31日]
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