アブダビのヤス・マリーナ・サーキットは、2021年シーズンのF1最終戦開催に向けて、オーバーテイクを促進すべくレイアウトの修正を行なうことを発表した。
2020年の最終戦では、トラック上のアクションがほとんど起こらなかったため、レースプロモーターたちはサーキット改修の可能性を検討することで合意していた。
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サーキット側の発表によると、改修計画にゴーサインが出たため、いくつかのコーナーの改修作業がまもなく開始されるとのことだ。12月12日に行なわれるアブダビGPまでに間に合うように、作業が進められる。
アブダビ・モータースポーツ・マネジメントのCEOであるサイフ・アル・ノアイミは、次のように語った。
「我々は、サーキットでのレースを改善することを検討してきた」
「観客、ファン、ドライバー、F1、FIAの意見に耳を傾け、今年はコースのレイアウトにいくつか、エキサイティングな変更を加えることに取り組んできた」
「今年のアブダビGPに間に合うように、夏の間にコースにいくつかの修正を加える予定だ」
アル・ノアイミは、具体的な変更の詳細は近日中に公開される予定だが、新しいレイアウトによってオーバーテイクの機会が増えることを期待していると語った。
「最終的な目的は、ホイール・トゥ・ホイールの接近戦の機会を増やすことだ」と彼は付け加えた。
「オーバーテイクの機会を増やし、現在のマシン規則に照らし合わせて、全体的に流れの速いレーストラックにしたいと考えている」
「オーバーテイクやアクションが見られることを楽しみにしているし、チャンピオンがここで決まることを期待している」
変更の可能性があるのは、長いバックストレート前のヘアピンへと繋がるシケイン(ターン5~6)だろう。この区間でマシン間の距離が開いてしまい、ヘアピンへの進入やヘアピンからの立ち上がりでバトルが起きにくくなってしまう。
昨年、ダニエル・リカルド(マクラーレン)はF1のフィナーレを飾るのにふさわしいレイアウトになることを期待していると語った。
「この場所のことを悪く言いたくはない。なぜなら僕は、ここに戻ってきたいと思っているからだ」
「でもレイアウトを変えてみるのは良いかもしれない。残念ながら日曜日(レース)は難しいから、エンターテイメントの観点からすると少し厳しいものがある」
また2020年のアブダビGPは無観客で行なわれたが、今季のイベントは限られた数ながらファンの入場が許可される見込みだという。
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