富士スピードウェイで行なわれている2020スーパーGT第8戦。GT500クラスで予選7番手につけた#100 RAYBRIG NSX-GTだが、トヨタ勢に1秒近い差をつけられてしまい、セッションを終えた山本尚貴は悔しい表情をみせた。
今回は牧野任祐がQ1を担当し7番手で通過を果たすと、Q2では山本がポールポジションを目指して渾身のアタックを披露。1分27秒229をマークしたが、トヨタGRスープラ勢にトップ4を独占されるなど、ライバルの先行を許し、7番手で予選を終えた。
■PPで王座に一歩接近。37号車平川、決勝は「開幕戦と同じポールトゥウィンを目指す」
100号車としてはベストを尽くせた予選日だったという山本。それでも1秒近い差をつけられたことに悔しさを感じているようだった。
「自分としてはミスはなかったし、現状ではベストの走りはできたつもりなんですけど、ただの7番手というよりは、前とのタイム差がある7番手なので、順位以上に悔しいですね。」
そう語った山本だが、朝の公式練習では一時トップタイムを記録するなど、調子が決して悪いわけではなかった。その点については山本も、今回持ち込んだマシンのセッティングに関しては手応えをつかんでいた様子だが、それ以上に相手が上回った結果だったと振り返った。
「結果だけをみると7番手で終わってしまったんですけど、朝の一発目を見るとトップタイムでした。いずれにせよクルマの調子が良くないと、あの状況でトップタイムはマークできないし、持ち込みのクルマ(のセッティング)は良かったと思います。なので、ここに向けては間違えていなかったと思います。ただ、相手がそれを上回ってきました」
「僕たちはどちらかというと予選で追い込みが足りなかったのかなと思います。決勝に対しては分があるのかなと思っています。でもここまで離されるとは思わなかったです」
同じくチャンピオンを争う#37 KeePer TOM’S GR Supraがポールポジションを獲得したということもあり、100号車としては逆転チャンピオンのためにはトップまで挽回する必要がある。
そういった部分では、明日の逆転は決して簡単なものではないと予想した山本だが、必ずトヨタ勢の牙城を崩すと意気込みをみせた。
「楽じゃないですね。実力のあるクルマがちゃんとトップを獲ったということを考えると、何事もなければ、そのまま順当にいってしまうというくらいのパフォーマンスだと思います。上位をトヨタ勢で固められたというのも痛手ではあります。でも、レースをやってみないと分からないし、予選の順番で決勝が決まるわけじゃない。何としても、あの牙城は崩したいです。このまま黙って引き下がるわけにはいかない。絶対に負けないです」
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