ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第6戦フランスGP決勝でのマーシャルとの押し問答とそれに伴うペナルティに対する考えを述べた。
クアルタラロは地元戦フランスGPの予選でポールポジションを獲得し観客を沸かせたが、決勝では序盤に転倒。その際、クアルタラロは再スタートを諦めず”押しがけ”を試みようとマーシャルに促したが、ここで揉めてしまった。
結局再スタートはできずリタイアでレースを終えたクアルタラロだったが、指示に従おうとしなかったことが要因となり、イギリスGPのFP1で序盤10分間出場停止のペナルティを受けてしまった。
クアルタラロはイギリスGPでこの件について説明。バイクに損傷はなかったものの、マーシャル側と認識の相違があったという。とはいえ、自分も怒りにかられていたためペナルティは受け入れると語った。
「ペナルティを科すというなら、それは大丈夫だ。理解できるよ」
クアルタラロはそう語る。
「僕の失態だったからね。怒っていてバイクを(コース外へ)出したくなかったんだ」
「ただ(レースオフィシャルは)マーシャルが何をしていたかも理解する必要がある。彼らもチグハグだったんだ。ただこういう状況では難しさがあるのもわかるよ。バイクは安全な場所になかったからね」
「それでもマーシャルの人達は(バイクを)強くプッシュする必要があった。片方が抑えてもう片方が押すようなことではなくね。全力でやらないとMotoGPバイクの押しがけなんてできないんだ」
そしてクアルタラロは「やりたくないなら押そうとしないでほしい。全力でやるか、やらないかなんだ」とこの件について締めくくった。
直近2戦では連続ポールポジションという結果を残しているクアルタラロ。フランスGPは残念な形で終わったものの、イギリスGPに向けてもポジティブな見通しを持てているという。
舞台のシルバーストン・サーキットはグリップが低く、ヤマハにとってそこは不利な要素となる。しかし復調しつつあるヤマハが現状を評価する絶好の機会にもなるだろう。
今週末に3連続ポールポジションを達成できると思うか? そう尋ねられたクアルタラロは、こう答えている。
「わからない。ヘレス、そしてル・マンから全く異なるコースになるからね。グリップの状況で僕らのポジションが少し左右されてくるのはわかっている。そしてここはグリップが高いコースではないから、どのくらいの位置取りになるか確認するのが楽しみだ」
「でも今のバイクに対する自信はかなり良いよ。凄く良い。ミサノでテストをしてきて、凄く速かった。だからここでも上手くいくといいね」
またクアルタラロはスペインGP直後のヘレステストでデビューした新エンジンが、今季最後のエンジンアップデートになる可能性は低いとも付け加えている。
ヤマハは優遇措置を受ける今のポジションを活かし、2026年以降を見据えてテストしているV4エンジンと従来型エンジン、ふたつのプロジェクトを並行している。
「上手くいけば新しいエンジンが間もなく投入されると思う。いつになるかは分からないけど、シーズン中にはね……V4じゃないよ! でも新しい直4が来るだろう」
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みんなのコメント
状態だから、こうなったんだろうね
ペナルティは受け入れるというから
それでイイんじゃないかな