プジョーは11月13日(水)に、2022−2023年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)に復帰することを明らかにした。さらなる詳細は2020年に明かされる予定だ。
WECは2020-2021年シーズンから、通称“ハイパーカー規定”と呼ばれる新規定が施行され、現行のLMP1クラスが新たなトップカテゴリーに変化する。
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PSAモータースポーツディレクターであるジーン-マルク・フィノットは次のようにコメントしている。
「チームの情熱や技術をこのプロジェクトに注ぐこと計画に、とても興奮している」
「これは新たなチャレンジだ。我々のエキスパートたちはPSAグループの支援を受けたチームで勝利を実演したい。FIAチャンピオンシップでの長い経験や成功への渇望に後押しされたモノだ」
プジョーは、2009年にはル・マンをディーゼルエンジン搭載の908 HDi FAPで制している。また2012年からのWECにも、LMP1クラスへ参戦する計画が存在した。ただそれは直前で急遽キャンセルされてしまっていた。
ル・マンのオーガナイザーでフランス西部自動車クラブ(ACO)会長のピエール・フィヨンはプジョーのWEC参戦について次のようにコメントした。
「今日の発表はふたつの理由からワクワクさせるものだ。来シーズンからスタートするハイパーカー規定に新たな競合相手の到来と、耐久レースを主導するブランドの復帰、その両方を象徴している」
「プジョーは耐久レースと、ル・マン24時間レースで歴史を築き、勝利してきた。それだけでなく、観客に喜ばれる壮観なマシンを常に作り上げてきた。プジョー905と908の勝利を受け継ぐ彼らのクルマを目にするのが待ちきれないよ」
またWECのCEOであるジェラルド・ヌーブも、プジョーのWEC参戦を大きく歓迎している。
「耐久レースに参加する人すべてにとって素晴らしいニュースだ。新たなハイパーカーカテゴリーで、アストンマーチンやトヨタと戦うという彼らの意思は、多くのマニュファクチャラーへ、耐久レースへのコミットを勧めることになると確信している」
「我々はプジョーのような偉大な成功の歴史を持つメーカーの復帰を歓迎し、かつ非常に嬉しく思っている」
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