■人によって違う「覆面パトカーの見分け方」
「覆面パトカー」は、一般車に紛れて取り締まりを行っていることから、どれが覆面パトカーなのかを瞬時に判断するのは容易ではありません。
【画像】「えっ…!」 これが「覆面パトカーの見分け方」です! 画像で見る(49枚)
ただし、ドライバーのなかには覆面パトカーならではの特徴を把握している人もいるようで、SNSにもさまざまなコメントが投稿されています。
覆面パトカーには種類があり、主に知られているものは交通違反を取り締まる覆面パトカー(以下、交取覆面)です。
交取覆面は「交通機動隊」や「高速道路交通警察隊」などに所属しており、ブルーの制服を来た隊員が2人1組で運用し、スピードオーバーなどの交通違反を取り締まります。
それ以外には刑事事件を扱う捜査課が使用する「捜査用車」や、皇室や海外のVIPを警護する「警護車」がありますが、普通に過ごしている分にはこれらは馴染みがないでしょう。
そんな交取覆面ですが、国道やバイパスなどのスピード違反をしやすい場所や、一時停止や踏切の不停止、変則的な信号の近くで軽微な違反を取り締まっています。
クルマの特徴としては、「国産4ドアセダン」が多く、トヨタ「クラウン」、日産「スカイライン」が主な車種ですが、普段は赤色灯を屋根に格納し、クルマ自体も地味なカラーだったり、まわりのクルマと溶け込んでいることから、見分けるのは難しいのです。
一方、こうした交取覆面については、SNS上などでもどうやって見分けているのかという話題がたびたび巻き起こり、実体験をもとにしたコメントが多数投稿されています。
「動きを見ればわかる」「すぐ分かる」と、周囲を走行する車両が交取覆面だと即断できる人も多いようで、「前席に2人乗りで後席に人がいない」「シートを教習所で習った様な背筋を起こした姿勢で2人が乗っていた」など、2人1組の乗務体制や、正しい運転姿勢である点に注目する人が多いようです。
また、「車線の真ん中を左右にブレずに制限速度で走ってる」「走り方や合図の出し方や車線変更のクルマの動き」と、走り方や合図の様子などで判断する人も。
交取覆面は交通違反を取り締まる側であり、制限速度の厳守は当然のこと、ムダな加減速がないことや、必要がなければ第一走行車線で走行し続けることや、ウインカーの点灯などもルール通りであり、教本のような走り方をしています。
ただし、違反車がいれば進路変更して、猛加速して追跡するため、街に溶け込んで真面目に走行しているセダン車が豹変するといったのも、交取覆面らしい特有の動きです。
あるいは、車両に特徴があるとする人もおり、「リアのスモーク濃いのに車高やホイールがノーマルのセダンって時点でもうすでに覆面パトカー」「ほぼ確実に形はセダン、無論今走っている県のナンバープレートが付いているセダンが走っていれば警戒」といった意見もあるようです。
交取覆面は、違反や事故処理などを行うことから、ハイスピードの違反車両に追いつける動力性能と違反者を乗せる車内空間が必要であるため、4ドアセダンが多い傾向です。
またボディカラーは国や県の限られた予算で一度に導入されるため、無難かつ有償(オプション)ではない、シンプルな色が一般的です。エアロパーツやサイドバイザーなど、有償となるオプションを選ばないことも警察車両らしい点といえます。
具体的なモデルでは、クラウンやスカイラインが多いですが、なかには日産「エクストレイル」(先々代・新潟県警)やスバル「WRX」(先代・埼玉県警)といった変わり種も存在するため、車種単体での判断は少々難易度が高いでしょう。
車両自体の特徴では、ルーフには格納式の赤色灯を収めるための切り抜きがあったり、警察無線アンテナが不自然に備えられている点、濃いスモークフィルムで車内の様子がうかがえない点など、取り締まりに従事するにあたっての必要な装備も特徴です。
また警察は毎日、クルマの運転者に義務付けられている日常点検を欠かさず行っており、ライトの球切れなどの整備不良はほぼなく、ボディの手入れもよく、非常に真面目な雰囲気が醸し出ています。
とはいえ、「最近覆面パトカーの見分けがつかなくなってる」「今は車の窓も小さくなって、わかりにくいかも。アンテナもないし」と、かつては覆面パトカーの判断材料として有効だった「8ナンバー」や「自動車電話風アンテナ」などがなくなり、一般車両へ馴染んでいることを指摘するコメントも見られます。
※ ※ ※
覆面パトカーや警察車両を見かけると、法令遵守で走行しているのに、ドキッとしたり、怖いと思うかもしれませんが、特に緊張する必要はありません。しっかりルールを守っていれば、覆面パトカーの「御用」になることはないのです。
ただし、近くに覆面パトカーや交通機動隊のパトカーがいる場合は、事故が増加していたり、今走行している道路で違反が多いということで、警戒して走っているケースがほとんどです。
「パトカーがいるということは、いつも以上に気をつけなければいけないんだな」と考え、安全運転に努めましょう。(くるまのニュース編集部)
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