■最近は「軽でキャンプ」が流行り?
ひと昔前の軽自動車は、安かろう悪かろうで、価格や維持費は安いもののデザインや安全性などでは普通車に劣っているイメージがありました。しかし、近年では高まるアウトドアニーズによって、普通車顔負けの軽ワゴンが続々と登場しています。
【写真】タフトのガラストップは解放感がすごかった! 実車の写真でチェック(45枚)
アウトドア人気と同じく、車中泊ニーズも高まっており、軽ワゴンでアウトドア&車中泊をおこなうユーザーも増加傾向にあるといいます。そんな軽ワゴンのなかで、アウトドア&車中泊ユーザーに人気のモデルとはどのようなものがあるのでしょうか。
直近で話題の新型モデルでは、2020年6月10日に販売予定のダイハツ「タフト」が挙げられます。
新型タフトのコンセプトは、日常レジャーシーンまで、アクティブに多様できる軽クロスオーバーとなり、従来のSUVによく見られる無骨でワイルドな表情を継承しています。
注目ポイントは、軽ワゴンには珍しいガラスルーフの搭載です。開閉はできないものの、紫外線や赤外線カットに対応したガラスを使用しています。
実際に、運転席に座ってみると開放感のあふれる景色が待っていますまた、ガラスルーフがあることで、長時間の移動も閉塞感なく、リラックスして運転できます。
後席は、人が乗ることよりも座席を倒してより多くの荷物が詰めるように設計されているため、サイズや長さを気にする心配もありません。
冬キャンプの重装備でも、2人分なら余裕を持って詰め込める広さです。また、ラゲッジスペースは分割も可能なので、3人で乗車することもできます。
さらに、汚れにくいシートバックを採用しているため、地面で汚れたテントや使い込んだグリルなどを積んでも問題ありません。急な雨に見舞われた際の撤収時にも、汚れを気にすることなく荷物を詰め込めます。
同じくダイハツには、背の高い軽ワゴンとして「ウェイク」もラインナップ。
2014年の東京モーターショーでは、その広さをコンセプトに「Deca Deca(デカデカ)」という名前で展示され、市販に向けてウェイクへと車名が変更されました。
アウトドアなどのレジャーで使うことを想定しているため、大きめのテントやゴルフバック、自転車など長さや幅をとる荷物も余裕を持って詰め込めるのが特徴です。
ラゲッジの広さは、荷室幅875mm×荷室高1140mm×奥行き330mmです。やや狭いと感じる奥行きも、後部座席をスライドさせれば最大570mmまで確保できます。
キャンプで使用するベンチ、ハードクーラー、テーブルなど、収納に苦労するアイテムも問題なく積み込むことができるほか、荷室の床下スペースには90リットルもの容量を誇るアンダートランクも用意。
オプションの「アッパーシステムレール」と「クロスシステムバー」を使うことで、天井部分の収納を増やすことも可能です。さらに、荷室のサイドにはユーティリティフックもあるので、ライトやドリンクなどを引っ掛けることもできます。
※ ※ ※
商用軽ワゴンのなかでアクティブなユーザーから評判が高いのがホンダ「N-VAN」です。
2018年夏に発表されたN-VANは、これまでの商用バンの常識を打ち破るレイアウトが大きな特徴です。助手席の前のドア・後ろのドアの間に柱がないピラーレス構造により、1580mmといった巨大開口幅を実現。また、運転席を除く車内全体がフラットな荷室になるインテアリアデザインに仕上がっています。
2019年には年間4万5230台を販売しており、商用車としては類をみない人気を集めているクルマです。
実際に、多くのアウトドア愛好家たちからN-VANが支持されており、その最大の魅力は積載量です。荷物を積むことを前提とした商用車のため、ほかの軽自動車とは比べ物にならないほどの容量を積むことができます。
重量は350kgまで対応しており、380mm×310mm×280mmサイズのダンボールは71個、447mm×364mm×315mmのビールケースは40個まで積むことができます。
ハイルーフ仕様のため、天井は高く床は低く設計されていることから見た目にも広々とした印象を感じます。荷室高は1365mmにも及ぶので、小学校低学年の子どもであれば車内で着替えることも可能なほか、自転車も立てたまま収納でき、旅先でサイクリングする際もスムーズです。
■軽ワゴンならスズキにお任せ!? アウトドアユーザー向けの軽ワゴン
アクティブなユーザーからは前出のタフトと比較されることの多いスズキ「ハスラー」は、軽自動車とSUVの良さを持つクロスオーバーとして誕生しました。
これまで、軽自動車は実用性ばかり求めれていたものの、近年では日常を楽しく彩る面も親しまれています。その火付け役となったモデルともいえ、「遊べる軽」としての地位を確率しています。
現行の2代目ハスラーは、先代モデルと全長全幅は変更されていないものの、ホイールベースを35mm延長したことで運転席、助手席、後部座席の足元空間を確保でき、広々とした室内を実現。長時間の移動もストレスなく快適に過ごすことができます。
また、ラゲッジルームの使い勝手にも注目です。後部には、スライド用のストラップが設けられているので、簡単に荷室容量を調整できます。
現行モデルは、床下のラゲッジアンダーボックスも設置されているので、アウトドアで必要な道具を仕分けしなが収納することや取り外しも可能なため、汚れが目立った際のお手入れも簡単です。
スズキにはもう1台アクティブなユーザー向けの軽ワゴンとして「スペーシアギア」があります。
冒険心をくすぐるSUVデザインとして登場したその外装は、ハスラーや「ジムニー」にも共通する丸目のヘッドライトが特徴です。
また、標準モデル「スペーシア」やカスタムモデル「スペーシアカスタム」と違ったタフさを演出するために、ガンメタリックな塗装とワイルドな印象を強調したデザインに仕上がっており、キャンプやアウトドアシーンにもマッチします。
内装は、全席に撥水加工を施しているので、川遊び、マリンスポーツ、スノーボードなど楽しんで水に濡れてもさっと拭き取ることができます。また、4つのシートは折りたたんだり、スライドさせることで自由に空間もアレンジできます。
シートを倒してフラットな状態にすれば、家族みんなでくつろげる広々スペースも確保できるほか、別売りとなるバッグドアネットを装着することで、車内に虫が入る恐れもありません。より快適に車中泊できる空間を作ることができます。
ラゲッジルームは、あらゆるアウトドアシーンに合わせ、汚れにくい素材を使っています。開口部を大きく設けているので、キャンプグッズを楽々と積み下ろし可能です。
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従来、キャンプなどのアウトドアシーンでは、SUVが活躍していました。しかし、現在は実用性だけじゃなく遊び心あふれるクルマとして、軽ワゴンが大きく注目されているようです。
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