ラリー仕様を一新して王道スタイルへ変貌を遂げた1972年式トヨタ「カローラレビン」
父親の影響で幼少期から旧車に親しんできた“T”さん。2006年に専門店で一目惚れして手に入れた1972年式トヨタ「カローラレビン」は、当時ラリー車のような装いだった。“T”さんはこの車両を自分好みのストリート仕様へと再構築し、エンジンから足まわりまで徹底的に手を入れることで現代でも快適に走れる一台へと仕上げた。
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ラリー仕様からチンスポイラーが映える王道スタイルへ刷新
購入時の車両は車高が高く、泥除け(マッドガード)が装着されたラリー車に近いスタイルであった。オーナーとなった“T”さんはボディを純正色に近いモスグリーンで全塗装し、市販のフロントチンスポイラーを装着して王道のレーシングスタイルへとイメージを一新した。
足まわりはフロントにトヨタ「AE86」の車高調整式サスペンション(車高調)を流用してローダウンを敢行。マフラーの干渉限界まで低められた足もとには、SSR製「マークII」ホイール(フロント13×7.0J、リア13×8.0J)にヨコハマ製「アドバン・ネオバ」(フロント165/60R13、リア185/60R13)を組み合わせている。
排気量を1920ccまで拡大し快適な走りを実現
パワーユニットは、ピストンやクランクシャフト、カムシャフトを変更することで、本来の1.6リッターから1920ccへと大幅にボアアップされた。さらにソレックス製44φキャブレターやエキゾーストマニホールド、マフラーを変更し、吸排気効率を追求。
社外品のラジエターやオイルクーラー、オイルキャッチタンクを追加して冷却系と信頼性を強化した。駆動系にはTRD製強化クラッチとLSDを組み込み、ブレーキマスターバックも社外品に変更することで、力強い走りと確実な扱いやすさを両立している。
インテリアの環境整備と定期的な走行による状態維持
室内にはナルディ製ステアリング、レカロ製バケットシート、サベルト製シートベルトを装着し、スポーツ走行を快適に楽しめる環境を構築した。コンディション維持の秘訣は乗車頻度と走行スタイルにある。月に2~3回という限られた稼働機会においても、短距離のちょい乗りではなく、必ず1時間以上しっかり走り込んでメカニズム全体を馴染ませている。この定期的な負荷運動によりアイドリングは常に安定し、旧車でありながら普通に使える高い実用性を確保している。
一目惚れから始まった“T”さんの旧車ライフは、妥協のないメカニカルチューンと適切な走行管理によって支えられている。今後はフロントグリルの希少な純正エンブレムの捜索や、RSワタナベ製ホイールへの変更など、さらなるブラッシュアップを見据えている。確かな技術介入と走らせるアプローチにより、1972年式のカローラレビンは今も現役のストリートマシンとして走り続けている。
■ トヨタ「カローラレビン1600GT」スペック一覧 ・ベース車両:トヨタ カローラレビン1600GT(1972年式/TE27型) ・エクステリア:純正モスグリーン同色オールペイント、社外チンスポイラー ・エンジン・吸排気:1920ccボアアップ(ピストン/クランク/カム変更)、ソレックス44φキャブレター、社外エキゾーストマニホールド、社外マフラー、社外ラジエター、社外オイルクーラー、オイルキャッチタンク、ストラットタワーバー ・駆動系・ブレーキ:TRD強化クラッチ、TRD LSD、社外ブレーキマスターバック ・足まわり・ホイール:フロントAE86用車高調流用、SSRマークII(F:13×7.0J / R:13×8.0J) ・タイヤ:YOKOHAMA ADVAN NEOVA(F:165/60R13 / R:185/60R13) ・インテリア:ナルディ・ステアリング、レカロシート、サベルト・シートベルト
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みんなのコメント
現代の車では味わえないね。スーパーセブンなら別だけれど。
外径がちっちゃすぎるからコーナーで切れ込んでアブナイんよね、、、
2リッターにしてパワーが出てたらなおさらね
安全なのはリヤと同じ185でギリかと思う
自分は結局205で乗ってるよ
多少ハンドルは重くなるけどね