■日本では消滅! しかし海外では現役の「シティ」とは
1980年代に絶大な人気を誇ったホンダ「シティ」ですが、その後日本での販売は終了しています。
しかし海外では引き続き販売され、スポーツグレードを有した人気モデルへと成長を果たしました。どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコいい! ホンダの最新版「シティ」を画像で見る(30枚以上)
コンパクトハッチバックモデルの初代シティは、斬新なデザインもさることながら、軽快でコミカルなCMも話題となり注目を集めました。
追加グレードの「ターボ」は100ps、「ターボII」は110psを発揮し、車重の軽さもあって、じゃじゃ馬なホットハッチとして刺激を求めるユーザーの心を、オープン仕様の「カブリオレ」は流行に敏感なユーザーの心を掴みます。
1986年にはフルモデルチェンジを実施。2代目シティはロー&ワイドなスタイルと700kgを切る車重で高い走行性能を有し、サーキットやジムカーナといったモータースポーツで人気を博します。
しかしシンプルなデザインやターボグレードの非設定といった変更により、初代ユーザーの乗り替えを獲得できず、販売台数は低迷。1995年で販売を終了します。
日本国内でのシティはこの2代目モデルで姿を消しますが、アジアを中心とした新興国ではシティの認知度は高く、新興国向けモデルとして継続。1996年、2代目「シビックフェリオ」をベースとしたセダンとして3代目シティは登場します。
2002年、2008年、2014年と、シティは順調にフルモデルチェンジを果たし、いずれもコンパクトカー「フィット」をベースとしたコンパクトセダンで販売。
なかでも3代目モデルは「フィットアリア」という名称で、6代目モデルは「グレイス」という名称で、それぞれ日本でも販売されました。
そして2019年、現行型となる7代目モデルが登場しています。
これまで海外で生産されてきたシティは4ドアセダンのみで、7代目も同様に4ドアセダンで登場しましたが、翌2020年に5ドアハッチバックモデルが追加されます。
ボディサイズは、セダンが全長4589mm×全幅1748mm×全高1480mm、ハッチバックが全長4369mm×全幅1768mm×全高1501mm(ともにRS/タイ仕様)。
ミドルクラスの「シビック」に似た精悍なフロントフェイスが採用された7代目モデルには、セダン、ハッチバックともに上位グレードとしてスポーティな「RS」を設定しており、「廉価モデル」というイメージからの脱却が果たされます。
なかでもシティ ハッチバック RSはスポーティに仕立て上げられ、抜群のフロントフェイスとの相性を見せます。全体的なスタイルの良さもあり、シティ ハッチバック RSは若いユーザーから支持を集めます。
特にタイはモータースポーツの人気が高く、現地のホンダ法人はシビックとシティのワンメイクレースを開催。
フジツボのエキゾースト、テインの車高調、ヨコハマのタイヤといった、日本でも馴染みのあるメーカーのパーツをまとった車両の格好良さが、シティ ハッチバック RSの人気を後押しします。
2025年初頭には、シティ ハッチバック RSはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルやロアグリル、アンダースポイラー、ホイールのデザインを変更。スポーティさに一層の磨きがかけられました。
現行型シティのエンジンは、タイのみ1リッター直列3気筒VTECターボエンジンと、ハイブリッドのe:HEV仕様が設定され、他の地域では1.5リッター直列4気筒エンジンが搭載されます。
ちなみにタイにおける販売価格は、セダン、ハッチバックともに59万9000バーツ(約267万円)から79万9000バーツ(約357万円)です。
※ ※ ※
もし日本に持ち込まれれば、トヨタ「ヤリス」のライバルとなるシティ。
現在のところ輸入販売のアナウンスはありませんが、前述の通り過去にはセダンモデルが販売された実例もあり、密かに期待したいところです。
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