2026年1月9日から開催された「東京オートサロン2026」(千葉県・幕張メッセ)のTOYO TIRESブースは、実に意欲的な内容だった! 清水隆史代表取締役 社長 & CEOへのインタビューと共にリポートする。
“新たな始まりの年”
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東京オートサロン2026でTOYO TIRES(トーヨータイヤ)は、新たな挑戦とブランド戦略を力強く発信した。
プレスカンファレンスに登壇した清水隆史社長は、昨年迎えた創立80周年という節目を経て、本年を“新たな始まりの年”と位置づけ、これからのブランド構築に向けた並々ならぬ決意を語った。
まず、同社の主力ブランドの一つである「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」については、圧倒的な実績を強調。北米を中心に展開されるこのブランドは、メキシコで開催される世界屈指の過酷なオフロードレース「SCORE World Desert Championship」において、同社がサポートするアラン・アンプディア選手が2年連続でシリーズチャンピオンを獲得するという偉業を成し遂げてたのだ。
特に、約1600kmもの不整地を昼夜兼行で走り抜ける「Baja 1000」での勝利は、タイヤの耐久性と悪路走破性を世界に証明。この流れをさらに加速させるべく、新たなブランドアンバサダーとしてダカールラリーなどで活躍する三浦昂選手を迎え入れた。ブースには三浦選手が実際にステアリングを握るトヨタ「ハイラックス」のラリーカーが展示され、来場者の注目を集めた。
一方、もうひとつの柱であるグローバルフラッグシップブランド「PROXES(プロクセス)」は、1991年の誕生から35周年を迎える今年、大きな転換点を迎えるという。
清水社長は、世界一過酷なサーキットとして知られるドイツのニュルブルクリンク24時間レースにおいて、これまでの参戦カテゴリーからステップアップし、ついにトップカテゴリーである「SP9クラス」へ挑戦することを発表したのだ。マシンはメルセデスAMG GT3を使用し、世界の名だたるタイヤメーカーがひしめく最高峰のクラスで総合優勝を目指すという。この挑戦は、同社の技術力を世界に示す試金石となるだろう。新しい挑戦の“顔”として、レーシングドライバーの中山雄一選手が新たにアンバサダーに就任する。
展示内容において特にユニークな存在感を放っていたのが、参考出品されたコンセプトタイヤ「PROXES Rugged Sports Concept(プロクセス ラギッド スポーツ コンセプト)」だ。近年多様化するSUV市場に向けたこのタイヤは、“スポーツ”と“ラギッド(無骨さ)”という相反する要素の融合をテーマに開発。サイドウォールはオフロードタイヤのようなゴツゴツとした力強いデザインを採用する一方で、トレッド面はスポーティなパターンとなっており、見る角度によってオフロード車のようなタフさとスポーツカーのようなシャープさが入れ替わるという、視覚的にも楽しめるアシンメトリーな造形が特徴だ。街乗りや高速道路での快適な走行性能を求めつつも、愛車にはSUVらしいワイルドな外観を求める現代のユーザーニーズに応える、TOYO TIRESらしい斬新な提案とと言えるだろう。
再挑戦(Re-challenge)
プレスカンファレンス後のインタビューで、清水社長はなぜ今、プロクセスの強化に舵を切るのか、その戦略的背景を詳細に語った。
かつて1990年代、プロクセスは欧州の自動車雑誌テストでトップ3に入るなど高い評価を得ていた。2000年代に入り、会社として北米のライトトラック市場、すなわち「OPEN COUNTY」の拡販に経営資源を集中したそうで、結果、北米での大成功を収めた一方、欧州市場でのプレゼンスは相対的に低下したという。
清水社長は、北米での成功によって企業体力がついた今こそ、再びタイヤの性能に対する要求が世界で最も厳しい欧州市場へ“再挑戦(Re-challenge)”する時だと語る。ニュルブルクリンクのトップカテゴリーでの戦いは、単なるレース活動ではなく、欧州のハイパフォーマンスカー市場においてTOYO TIRESの技術力を証明し、ブランドの地位を復権させるための重要なステップなのだ。
また、日本国内市場において、メルセデス・ベンツ「Gクラス」やトヨタ「ランドクルーザー」といった本格SUVを所有しながらも、主な使用シーンは都会の舗装路であるというユーザーに対し、静粛性とスポーツ性能を兼ね備えたプロクセスを提案していく方針が示された。マッドテレーンタイヤ特有のロードノイズや乗り心地の課題を解決する選択肢として、だ。
オフロードのオープンカントリーとオンロード・スポーツのプロクセス、このふたつの強力なブランドを両輪として、TOYO TIRESは次の時代へと走り出していくのだ。
文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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