MotoGPチェコGPで復帰するホルヘ・マルティンは、アプリリアからの離脱を撤回した今、離脱の意志を示したことを「後悔していない」と明かした。
マルティンはプラマック・ドゥカティから2年契約で2025年にアプリリアに移籍したが、5月にシーズン終了後にチームを離れることを可能にする契約破棄条項を行使する意向を表明していた。
■マルティン、いよいよチェコでMotoGP復帰へ「ついに来るこの瞬間が本当に嬉しい」
この条項では、第6戦(フランスGP)終了時点でタイトル争いに加わっていない場合、彼はチームを離れることができると定められていた。しかしマルティンは、様々な怪我のために今年1回しかグランプリに出場していないため、チャンピオンシップの防衛はほぼ不可能だった。
この問題はしばらく騒がれたが、シリーズの主催者であるドルナの介入もあって、マルティンのアプリリア残留が確定した。
怪我によって欠場している間にレースに出場していることを前提としたパフォーマンス条項を使ってチームを離れようとした、マルティンの評判が傷ついたと考える者は多いだろうが、マルティンはチェコGPの木曜記者会見で「後悔していない」と語った。
「この数ヵ月間、僕がしたことはすべて、自分と自分の将来にとって最善だと考えたことだった」
今季唯一出場したカタールGPの決勝で転倒し、複数の肋骨骨折と気胸を負ったマルティンはそう付け加えた。
「12本の肋骨を骨折して1週間も眠れない状態で入院している状況を、誰も理解することはできないだろう。僕の頭の中で何が起こっていたかを、誰も理解することはできないはずだ」
「僕がやったことはすべて、自分の未来のためにより良いことだと考えたからだ。それが僕がここに残る理由だ。再びここに戻ることができて本当に幸せだ」
「6~7ヵ月間、多くの怪我に苦しみ、本当に辛い時期だったけど、ようやくここに戻ることができ、MotoGP に復帰できて幸せだ。最後に2026年もアプリリアで参戦継続することを発表できることを嬉しく思う」
マルティンは、アプリリアとの間に緊張があったとしても、自分は何も悪いことはしていないと明確に述べ、後悔の念がないことを強調した。
「確かに、パドックから離れていた状況からパドックに戻ったとき、少し緊張感を感じる」
そう彼は付け加えた。
「結局のところ、ライダーとチームの間で最も重要なのはコミュニケーション、つまり話し合うことだ」
「何か問題があれば、彼らは僕と自由に話せるし、もし僕が何か問題を感じれば、僕も彼らと話す自由がある」
「そして僕は、彼らに謝罪していない。僕は何に対しても謝罪する必要はないと感じているからだ。僕は自分のキャリアにとって最善の選択をしたし、今僕たちは一緒にいるので、一緒に話すことができる」
「彼らが、この関係を改善するために僕が何かしなければならないと感じているなら、僕はそれを実行する。僕にとって、パドックに家族がいることは非常に重要なことだ。この家族を作るために一生懸命努力し、将来に備えるつもりだ」
マルティンが2025年限りでアプリリアを離れることができた場合、ホンダのファクトリーチームが最も可能性の高い移籍先だったと理解されているが、マルティンはそれほど明確だったわけではなかったと語った。
「ホンダは選択肢のひとつだったけど、正直言って唯一の選択肢ではなかった」
「人間関係はまさにジェットコースターのようなものだ。恋に落ちることもあれば喧嘩をすることもあるけど、結局のところ相手を好きなら一緒にいるために努力し、目標のために戦う。これが現在の僕たちの状況だ」
「僕は何も起こらなかったとは言えない。確かに、僕たちはアプリアと大きな喧嘩をした。しかし、今こそ一緒に(関係を)築き始めるべき時だ」
「なぜなら僕たちは現在一緒にいたいと考えており、将来勝利を収めたいと思っているからだ。これが重要なところだ。愛を取り戻すことは可能だ、とでも言っておこう」
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みんなのコメント
スポンサーないしメーカーは今後彼との契約は危険であると認識してるでしょう。
この人にファンはついて行くのか?
相当結果出さないとスポンサーも離れて散々になる気しかしない。