『紅の豚』の登場機体 実は元ネタあった!? “水上機”の世界最速レース 国の威信を賭け 大戦中の戦闘機の元になった機体も

実は元ネタのあるシュナイダー・トロフィー

　2025年5月9日、『金曜ロードショー』（日本テレビ系）で、スタジオジブリ制作のアニメ映画『紅の豚』が放送されます。

　同作の劇中で、主人公ポルコの飛行艇用のエンジンを調達してきたピッコロのおやじが「シュナイダー・カップでこいつを付けたイタリア艇はカーチスに負けたんだ。だが、こいつのせいじゃない。メカニックがヘボだったからだ！」と話すシーンがありますが、実はこの「シュナイダー・トロフィー」という大会は実在していました。今から110年以上前の1913年4月16日にモナコで初開催された水上機の速度を競うエアレースです。

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有名！戦前の｢子供の科学｣など雑誌でもシュナイダートロフィーの報道はなされていて戦前の飛行機少年たちはドゥリットルの名前は知っていた。ちなみに東京初空襲で有名になりましたが元々はドゥリットルは親日家で日本政府から勲章も貰っている。東京初空襲では爆弾にその勲章を縛り付けて落とすエピソードがあります。3回連続で優勝したら大会は終了してトロフィーはその国が永久に保持できるという決まりでイギリスが三連勝してからはロールスロイスがトロフィーを保存していた。今は博物館に展示されている。

[新瑞B]

シュナイダーカップはイギリスにさらわれたが、レシプロ水上機の最速記録はマッキMC72で今後も破られないと言われてますね。