メルセデスF1は先日、チーフ・テクニカル・オフィサーを務めるマイク・エリオットがチームを離れることを発表した。この離脱にはパフォーマンス面の不振が原因なのではないかという憶測の声もあったが、チーム代表のトト・ウルフはそれを否定している。
エリオットはマクラーレンやルノー/ロータスを経て、2012年に空力責任者としてメルセデスに加入。2014年からのチームの黄金期を支えた人物のひとりだ。
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そんな彼は今回の離脱発表にあたっては今が次のステップに進む適切なタイミングだったと語っている。
「私は今がメルセデスを離れて次のステップに進む適切な時期だと判断した。このスポーツで23年間ひたむきに働いてきた私はまず立ち止まって、それから次の挑戦を探すのだ」
しかしエリオットの離脱には、2022年からパフォーマンス目標を達成できていない成績不振の責任を取ったのではないかという憶測もあった。だがチーム代表のトト・ウルフは、そういった憶測は正しくないと断言した。
「いや、マイクはパフォーマンスに関しては何年も我々のナンバーワンだった」
ウルフ代表はskySky SportsF1にそう語った。
「我々はこの業界で最も賢い人物のうちの一人を失うことになる。長年彼には大変な負担をかけてきたが、『私も別のことをやらなきゃいけないんだ』と言えるのは非常に素晴らしいことだと思う」
「仮にその人物が強い態度で、『しばらくはいいな』と言えるなら、それもいいだろう」
「そして、(マシン設計は)決して一人の人間が決定するものではない。私達は集団として最速のレースマシンを作ろうとしているし、マシンコンセプトではトップに立てるかもしれないと思っていた道を進んでいたんだ」
「だが、そうではなかった。だからコンセプトを変更したんだ。今のようにマシンにより競争力をもたせるために、“絆創膏”をたくさん貼ることになったが、それは(エリオットの離脱とは)関係ないことだ」
なおエリオットの離脱が2024年型マシンの開発にどんな影響を与えることになるかも気になる所だが、ウルフ代表は組織として動いているため、何かが変わるとは思わないと語った。
「マシンのパフォーマンスが上がらないのは1人のせいではないし、マシンを速くするのも1人の手柄でもない」
「我々の組織には1人が抜けても他の全員でそれをカバーできる強みがある。その逆もしかりだ。だから、来年に向けて何かが変わるとは思っていない」
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